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【京都夏の風物詩】五条坂の名物イベント『陶器まつり』が名称改め再始動「五条若宮陶器祭」

  • 2023.8.9

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は清水焼発祥の地、五条坂の恒例イベント『陶器まつり』がコロナ禍で開催休止し、今年ようやくイベント名称改め再始動。

歴史ある夏の風物詩『陶器まつり』は名称改め再始動

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毎年この暑い季節に開催される恒例イベント、東山区五条坂の『陶器まつり』。

清水焼発祥の地、五条坂に全国から集まる陶器商が路上に露店を構え、多くのやきものファンが暑い中そぞろ歩きしながら気に入った陶器を買求める、昔から続く夏の風物詩。

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コロナ禍で陶器まつり開催中止が続き、その間主催であった陶器祭運営協議会が解散。それにより、大正9年ごろから始まり脈々と続いてきた歴史ある陶器市が途絶えてしまうのか、と巷では心配されていました。

そこへ新たな組織『五条若宮陶器祭実行委員会』が発足。イベント名『五条若宮陶器祭』と改め、再出発することが決定。今年はその規模縮小しつつも、来年以降は以前のように盛大な陶器イベントとして開催を目指すとのこと。

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ということで、以前は全国から陶器商が集まり露店販売をされていたわけですが、今年はこの五条坂界隈の陶器商を中心に参加。通常よりも割安で京焼(清水焼)の器を購入することができます。

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さらにイベント期間中は若宮八幡宮社で大祭、縁日が開催されたり、普段非公開の京都市最大級登り窯の限定公開があったり、盛りだくさん。

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例年に比べて、今年の出店数に限りがあり少なめなことは否めませんが、従来猛暑の中で品定めしていたものを涼しい店内で行うと考えると、陶器ファンにとっては快適で願ったり叶ったりとも言えるかもしれません(笑)実際、お店の中だと比較的滞在時間長め。

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イベント名にも名を連ねる『若宮八幡宮社』。昔からある神社ですが、昭和23年に近隣の陶器関係者の願いから陶祖神が合祀され『陶器神社』が建立。以来、陶器市が祭礼として執り行われるようになり、期間中に例大祭が行われ、その流れで『陶器市』が『陶器まつり』と改められるようになりました。

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その参道には、わりと若い作家さんの陶器の露店が並び、参拝客が手に取って購入を検討されていたり。

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縁日らしく、ヨーヨー釣りやたこ焼きなども販売され、お祭り気分を盛り上げていました。

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境内には、陶器神社の名にふさわしい陶器を貼り付けたお神輿が展示。

コロナ禍を経て、新たな組織により再始動を果たした五条若宮陶器祭は8月10日までの開催。以前の賑わいを取り戻すべく、地元民を中心にぜひ足を運んでみてください!

詳細情報

イベント名:五条若宮陶器祭
日時:2023年8月7日(月)~10日(木)
午前10時~午後10時
場所:若宮八幡宮社を中心に、五条大和大路通から東大路通の陶器店がその会場。

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