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「なんで私だけ…」孤独な育児、ストップしたキャリア…すれ違う夫との関係性に思い悩む妻<産後レス>

  • 2023.8.8
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妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間にやっとの思いでわが子を授かり、幸せな妊娠生活を送っていました。子どもが生まれると、彩は慣れない育児に追われ、将生は家族のためにと仕事に奔走。その結果、夫婦間に溝ができ始め、ある晩、彩は「あんなにやさしかった夫が私に触らなくなった」と、ひとりやるせない気持ちでいました。育児や家事に疲れ果て、夫からは「お疲れさま」のひと言もなく、孤独を感じていた彩。気分転換に出かけた子育て支援センターで、子ども同士の月齢が近いママ・悠亜と美咲に出会いました。3人でお茶をしていると、話が盛り上がり、それぞれの夫の話に。仕事を優先している3人の夫は、育児する妻をいたわったり、育児に参加することが少なく、夫に対する不満がたまっていました。

「夫婦の関係性は、産む前に戻りたい」そんな話題になり、彩は、「子どもが生まれてから、そういうことが一切なくなった」と、心に引っかかっていた、セックレスのことを告白。

美咲も同じような状況でしたが、悠亜には上にもうひとり子どもがいることがわかりました。そして、「子どもが生まれてから、全部断ってて……」と話す美咲に、「私もそういうとき、あったよ〜」と共感する悠亜。

ふたりの会話に「そうだよね」と合わせていましたが、彩の場合、夫とのコミュニケーションを求めていたのは彩のほうでした。

「やっぱり普通はママが断るパターンだよね……」
「本当のこと、言えなかったな……」

胸が締め付けられる思いで、とぼとぼと帰宅する彩。一方、悠亜と美咲は……。

悩みをひとり抱え込むママたち…

「帰りました〜」

お茶のあと、上の子の幼稚園へお迎えに行く悠亜。子どもと話しながらも、「まぁ、みんなそれぞれの悩みがあるよね……」と彩と美咲との会話を思い出していました。

「でもきっと……みんな今頃、パパも一緒に育児してるんだよね」

なかなか寝付けず、ぐずる子どもをあやしながら、思いを巡らせる悠亜。

「私……なんでこんなにひとりなんだろう」

日付も変わったころ、子どもを寝かしつけた悠亜は、ひとりうなだれていました。

一方、職場結婚した美咲は、仕事から帰った夫の話を聞いていました。楽しそうに職場での話をする夫に、「あのころは楽しかったな……」と夫と働いていたときのことを思い出します。

職場でキャリアを積んでいましたが、夫の要望に応え、結婚を機に家庭に入った彩。

「なんで私だけ……!」

美咲もやるせない気持ちで夜を過ごすのでした。

夫とのコミュニケーション不足に悩む彩ですが、悠亜と美咲にもそれぞれ悩みがありました。ワンオペに孤独を感じたり、家庭に入りキャリアがストップしてしまったことに憤ったり……。結婚や出産を機に生活が変わり、ひとり悩む女性は多いのかもしれません。

今回の場合、ひとりで解決するのは難しい問題ばかり。一番の味方であるはずのパートナーに悩みを相談し、わかり合えることを願うばかりです。


著者:マンガ家・イラストレーター はぐはぐ

ベビーカレンダー編集部

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