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「タバコが200円」で買えた!令和と昭和で大きく変わったもの

  • 2023.8.7

ニュースサイトなどでは昭和を懐かしむ記事をよく見かけるが、令和と昭和だとどのように日常が変化したのだろうか。令和になり5年が過ぎ、ChatGPTなどAIが注目されるいま、昭和と令和の暮らしの違いなどを改めて比べてみよう。

■昭和と令和、こんなに物の値段が違う!

今から50年前がどんな時代だったか、想像できるだろうか?最近では昭和40年代、50年代生まれに向けた雑誌が売られたり、昭和を振り返る懐古的な企画がいろいろなメディアで組まれたりしている。

昭和40〜50年代生まれの人は今、50〜60歳くらいだ。50年は、人生100年時代と考えると折り返し地点となる。今から50年前、昭和48(1973)年ごろの、いろんなものの値段を今と比べてみた。

●家賃──2万円台で部屋を借りられた

1970年代の平均家賃は2万8,528円だったが、今から約10年前の2012年には10万1,618円まで上がっている(小売物価統計調査 総務省統計局調査)。

その後、建売住宅のブームなども重なり、1978年には5万153円まで上がり、1998年には10万571円と初めて10万円を超えた。

●たばこ──昭和の時代は1箱200円以下

1970年代、ハイライトは1箱100円前後で買えた。現在は520円なので、たばこはかなり高くなった部類といえるだろう。

2018年時点の喫煙者率は男性27.8%、女性8.7%(JT「全国たばこ喫煙者率調査」)だったが、1980年は男性70.2%、女性14.4%となる。その5年前の1975年は、男性の約8割がたばこを吸っていた。

男性の喫煙率が半数を切った(49.1%)のは2002年。そう考えると、たばこをめぐる環境が大きく変わったのは意外と最近といえるかもしれない。

■これが分かれば昭和世代!今ではあり得ない常識

昭和世代にとっては当たり前だったことも、令和では考えらえない常識になっている。そんな昭和の常識にはどんなものがあるのだろうか。

●缶詰は缶切りで開ける

今の缶詰はリングを手前に引き上げるイージーオープン缶がほとんど。

一方、昭和では缶切りがないと開けられなかった。今は缶切りの使い方が分からない、そもそも知らない子どもが増えているそうだ。

●500円はお札だった

500円といえば、大きな500円玉を思い浮かべるだろう。昭和は、岩倉具視が肖像の紙幣。過渡期は、500円玉と500円札の両方が使えた。

●文章の作成はワープロ

ワープロと聞くと、文書作成ソフトだと思う人も多いだろう。

昭和の人間にとって、ワープロとはパソコンが普及する前の文書作成用のハードウェアのことをさす。

フロッピーに保存可能で、熱転写プリンタを内蔵。レポートや書類作成に使われていた。

文/編集・dメニューマネー編集部

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