1. トップ
  2. ダイエット
  3. 海外でトレンドの「12-3-30ワークアウト」って?検索数が300%上昇したエクササイズに注目

海外でトレンドの「12-3-30ワークアウト」って?検索数が300%上昇したエクササイズに注目

  • 2023.8.6

海外のTikTokで一大トレンドとなっている「12-3-30ワークアウト」をご存知?カイリー・ジェンナーなどのセレブも実践する、フィットネストレンドをご紹介。(フロントロウ編集部)

※この記事にはTikTok動画が含まれます。動画が再生されない場合はフロントロウのオリジナルサイトでお楽しみください。

TikTokでバズリ中のエクササイズ「12-3-30ワークアウト」

昨年頃から海外のTikTokでバズりにバズっているエクササイズが、「12-3-30ワークアウト(12-3-30 Workout)」。

画像: TikTokでバズリ中のエクササイズ「12-3-30ワークアウト」

「12-3-30ワークアウト」は、王道の有酸素運動マシンのトレッドミルの使い方のこと。傾斜を12%、時速3マイル(約4.8km)で30分間早歩きするというもの。

【12-3-30ワークアウトの取り入れ方】

トレッドミルを以下の設定にするワークアウト法

傾斜:12%
速度:時速3マイル(約4.8km)
時間:30分間

YouTubeのチャンネル登録者数が117万人を超える人気インフルエンサーのローレン・ジラルドが考案し、2019年に自身のYouTubeチャンネルで紹介した「12-3-30ワークアウト」は、ここ最近本格的にトレンド入り。Googleでは過去1年間で検索数が300%も上昇するほどのバズりよう。

セレブもこのトレンドに注目していて、リアリティスターのカイリー・ジェンナーも実践している。なぜ「12-3-30ワークアウト」はここまで人気を集めているのか? その人気のカギを握る魅力について、運動の専門家が明かした。

低強度で初心者でも取り入れやすい

海外で多くの人が「12-3-30ワークアウト」にチャレンジしているのには、その取り入れやすさが関係している。

認定パーソナルトレーナーのローレン・リーベル氏は、「12-3-30ワークアウトは、強度が低く、ハードすぎないのでこれまで運動をしてなかった人でも取り入れやすいのが特徴です」と米Real simpleで説明。本格的な有酸素運動をしていなかった人でも実践しやすく、続けやすいことで人気を集めているよう。

また強度が低いため、ヒザなどを痛めやすい人でも無理なく取り入れられるという。

短時間でしっかりカロリーを消費

初心者でも取り入れやすいというだけでは、ここまで爆発的な人気にはならないもの。「12-3-30ワークアウト」は取り入れやすいという魅力に加えて、しっかりカロリーを消費できるという特徴がある。

リーベル氏は、「30分継続することで心拍数が上がり、カロリーもしっかり消費することができます」と説明。傾斜をつけて早歩きすることで有酸素運動としての効率がよくなり、脂肪の燃焼が期待できると明かした。

画像: 短時間でしっかりカロリーを消費

下半身のさまざまな筋肉にアプローチ

「12-3-30ワークアウト」には、さまざまな筋肉にアプローチできるというメリットもある。

整形外科および骨盤底理学療法士のアレクシス・シュープ氏は、「12-3-30ワークアウトでは、坂道を歩き続けるような形になるため、一歩を踏み出すときたびに、股関節の屈筋、太ももの大腿四頭筋が伸びます。さらに足を後ろに引く際には、お尻周りの臀筋群や太ももの裏側のハムストリングス、ふくらはぎの筋肉を伸縮させることができます」と解説した。

これにより筋肉が凝り固まるのを防ぎ、ストレッチや筋肉の強化につながるのだという。またそれだけでなく、骨盤をはじめ、膀胱や子宮を支える役割を持つ骨盤底筋を伸ばす効果も期待できるとシュープ氏は明かしている。

海外のSNSで話題沸騰中のエクササイズ「12-3-30ワークアウト」。トレッドミルを使用するときには、ぜひチャレンジしてみて。

元記事で読む
の記事をもっとみる