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リフォームで殺意を覚える!?→キルギスで内装屋に妊婦ぶちギレ【キルギス子育て奮闘記(44)】

  • 2023.8.5

<リフォームで殺意を覚える!?→キルギスで内装屋に妊婦ぶちギレ>キルギス子育て奮闘記[#44]

みなさまこんにちは!家に新しく赤ちゃんを迎えるとなると部屋の模様替えやリフォームなども必要になりますよね。
私が住むキルギスにある旧ソ連時代のアパートは大規模な内装工事が頻繁に行われます。

外は古ぼけた団地、中はデザイン住宅??みたいなギャップのお宅もよくあり、壁をぶち破ろうが間取りを変えようが結構自由なのです。

私が臨月になろうかという時期に”それ”は始まりました。

私たちの部屋はかなり古い内装だったので、壁の張替えや間取りの変更をすることになったのです。
「自分たちでやれば安上がり!」というロシア男児的思考の元、主人と幼馴染の内装業の男二人でリフォームをすることになりました。

幼馴染は同級生でもあり飲み友だちでもあり、もう悪い予感しかしませんがとにかく始まってしまったものはどうしようもありません。

もちろん、作業に入る前に一杯ひっかけ、休憩するといって一杯、なんだかんだともう一杯。
この場合の一杯はウォッカになりますので、かなり少ない量でも結構な酔っ払いができあがります。しかも2体も!!

酔った人間の仕事量などたかが知れています。

数日で終わるはずのリフォームは1カ月も続きました。
もっと言えば「1カ月も知らん酔ったおっさんが家にいる」んです。臨月なのに…。

しかもDIYで浮くはずだったリフォーム代は結局2人の酒代となってしまいました。

私の心はキルギスの草原よりも広いので、心の中だけで罵倒しておきましたが、自分のこともままならない臨月の妊婦に何の面倒を見さすんじゃい!という思いは今でも拭われることはありません。

ちなみに37話で紹介した「長女が生まれた直後に病院に現れた満面の笑みの酔っぱらい友だち」とはこの内装業の幼馴染であります。本人たちは酔っぱらって記憶もあいまいでしょうが、私は一生忘れることはないでしょう。

次回は、夜中に家にやってくる恐怖の美少女をご紹介します。

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