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「俺が注意されたじゃん」イクメンこじらせ夫に「俺に感謝しろ」と言われモヤモヤ募り<夫の二重生活>

  • 2024.7.24

ユナさんは夫と2歳の息子と3人暮らし。息子のタイチは保育園に通い、ユナさんはフルタイムで復職。忙しい毎日を送っています。夫の郁夫は積極的に息子のお世話をするイクメン。そんな夫に対して感謝していたユナさんでしたが、その裏で夫は職場の同僚である黒利さんと不倫をしていたのです。

郁夫の言動を不審に思ったユナさんは、タイチのリュックにGPSをつけ、郁夫が内緒で通っていると思われるマンションと、その不倫相手が黒利さんであることを突き止めました。ユナさんは郁夫をすぐに問い詰めることはせず、不倫の証拠集めをすることに。

郁夫の言動に矛盾を感じるようになったユナさん。タイチが生まれる前から、2人は育児と家事についてある約束をしていたようです。

私がわがまま? 贅沢な悩みなのかな……

復職する予定だったユナさんは、郁夫にも育児や家事をできるようになってほしいと産前から話をしていました。そのときは良い返事をしていた郁夫ですが、産後もユナさんからお願いしないと動いてくれません。

そんな中、周りからイクメンと言われるようになった郁夫。それを喜ぶ一方で、イクメンをこじらせた郁夫は、自分のミスを棚に上げ、ユナさんのせいにするように……。さらに、郁夫はユナさんにもっと感謝するように求めてきます。


ユナさんは「私がわがままなだけ、贅沢なだけ」ともやもやした気持ちを抱きながらも、タイチのことは大切にしてくれているし……と思い直してやってきたのでした。

周囲の人から自分の頑張りを評価されれば、うれしくてやる気がでるもの。郁夫も「イクメン」という言葉に後押しされて、積極的に育児をするようになったのでしょう。

しかし、郁夫は2人で協力して家事と育児をするという約束を忘れ、ユナさんのことを自分がイクメンであるためのお世話係のように思っているのかもしれません。

一方的に感謝されることを求めるのではなく、郁夫にはユナさんと育児の大変さを分かち合うところから始めてほしいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ

ベビーカレンダー編集部

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