1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 銀行マンの業界用語「座布団」「日本茶」の意味分かる?

銀行マンの業界用語「座布団」「日本茶」の意味分かる?

  • 2023.8.5

銀行では、ローンや資産運用の相談など窓口での対応が必要なケースも多く、いつも混雑していますが、日々多額の資金が動いている銀行で使われているのが「座布団(ザブトン)」と「日本茶」という言葉です。一体どんな意味なのでしょうか?

■銀行にあるサブトンの重さは約10kg!

座布団(ザブトン)は、1億円の現金を指します。

1千万円の札束の厚みは、約10㎝あります。1千万円の札束を正方形に敷き詰めると、座布団ほどのボリュームになることから、そう呼ばれています。

重さは約10kgです。ちなみに、1千万円の札束は「レンガ」と呼ばれています。

■「日本茶」はおもてなしの意味ではない

「日本茶」とは、不審な人物や迷惑な客のことをさします。

窓口に銀行強盗やタチの悪いクレーマーのような人が現れたときに、「日本茶、お願いします」とほかの行員に伝えることで、相手に気づかれずに、助けや応援を求められます。

警察庁の発表によると、金融機関強盗の件数は2001年の229件がピークで、2021年には9件まで減っています(日本防災通信協会調べ)。要因は、高精度の防犯カメラの設置や銀行の防犯態勢の強化、警察の検挙率の高さが挙げられています。

一方で、オレオレ詐欺やフィッシング詐欺などの特殊詐欺が増えているため、行員は被害者を見逃さず未然に事件を防げるように研修などを行っています。

文/編集・dメニューマネー編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる