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「唯一の回転ずし」復活への思い…おいしさの秘訣は?北海道の旬をお届け【深川】

  • 2023.8.7

お盆休みには、コロナで控えていた帰省を予定している方も多いと思います。
「お盆は地元で寿司を…」
そんな思いに応えようと、閉店した回転ずし店が、再びオープンにこぎつけました。

「アジ」や「サーモン」など新鮮なネタが並ぶ、「魚丸」。
縁起の良い「大安」にあわせて、7月末、深川にオープンしました。

Sitakke

深川市など1市4町の「北空知エリア」で、唯一の回転ずし店です。

開店前、包丁を手にネタをさばくのは、宮森公次郎さんです。

Sitakke

「せっかく今までお客さんについていただいていたのに、人手不足で閉店になってしまった」と当時の無念を語ります。

今、北海道内にも広がる人手不足。

「魚丸」もアルバイトなどの人手不足が原因で、4月に閉店しました。

しかし、常連客から復活を望む数十件の電話が寄せられ、魚丸の運営会社の常務だった東泰延さんが一念発起。
役員を辞めて、札幌市から深川市に移住しました。

Sitakke

アルバイト集めに奔走し、前の店長だった宮森さんとの二人三脚で、再オープンにこぎつけました。

いよいよ開店。
海のない深川で、おいしいネタを提供する秘訣は?

Sitakke

宮森さんは「北前とうたっていますので、北海道中心に厚岸から直送したり『生もの』を」とこだわりを教えてくれました。

おすすめの「〆サバ」は、脂がのっていてプリプリ!

Sitakke

薬味とも相性抜群です。

日曜日、お昼どきの店内は、あっという間ににぎわいました。

Sitakke

地元・深川のお客さんも続々と来店。

常連客の1人は「うれしいです。待ってました。4月の最後のときに食べられなくて」と顔をほころばせます。

宮森さんは、お客さんの姿を見て「うれしかったですね。復活してくれてありがとうって声もたくさんいただいた。長く続けることと、ずっと旬のものを提供していけるお店にしたい」と話していました。

Sitakke

コロナを経て、お盆の帰省で久しぶりに会える人たちと楽しく過ごせる場を提供したい。

北空知で唯一の回転ずし店の復活には、そんな思いが込められています。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2023年7月28日)の情報に基づきます。

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