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日本が大谷翔平なら、韓国はダルビッシュ同僚!自国メディアがキム・ハソンを絶賛する理由とは

  • 2023.8.4

大谷翔平(29、ロサンゼルス・エンゼルス)が活躍を続けるメジャーリーグで、とある韓国人選手がキャリアハイのシーズンを謳歌している。

サンディエゴ・パドレスのキム・ハソン(27)は8月3日(日本時間)、敵地クアーズ・フィールドで行われたコロラド・ロッキーズ戦に「1番・三塁手」で先発出場し、3打数2安打(1本塁打)、1打点、2四球、3得点と活躍した。

キム・ハソンの活躍に支えられ、パドレスは11-1の大勝を収めた。

ダルビッシュ有(36)の同僚で知られ、今季メジャー3年目を過ごすキム・ハソンは、キャリアハイのシーズンを送っている。

昨冬、パドレスがザンダー・ボガーツ(30)を獲得したことで遊撃手の座をはずされたにもかかわらず、主力二塁手として今季ここまで104試合出場、打率0.284(345打数98安打)、15本塁打、41打点、60得点、22盗塁、OPS(出塁率+長打率)0.838を記録している。

(写真提供=OSEN)キム・ハソン

昨季に主力遊撃手として活躍し、ナ・リーグのゴールドグラブ賞最終候補に挙がるほど、守備力を認められたキム・ハソン。今季は打撃の才能まで開花し、MLBでも首位を争う位置まで浮上した。

野球統計サイト『ベースボール・リファレンス』によるキム・ハソンのWAR(代替選手比貢献度)は「5.4」で、大谷の「8.1」、ロナルド・アクーニャ・ジュニア(25、アトランタ・ブレーブス)の「5.5」に次いでメジャー全体3位、ナ・リーグ2位につけている。

特に、アクーニャとはナ・リーグ首位の座を毎日のように争っている。

このような驚くべき活躍により、キム・ハソンが韓国人メジャーリーガー史上最高のWARを記録する可能性も高まっている。

まだシーズン50試合以上が残っているにもかかわらず、すでに2015年のカン・ジョンホ(36)の「3.9」、2002年のキム・ビョンヒョン(44)の「4.0」、2013年のチュ・シンス(41、SSGランダース)の「4.6」、2000年のパク・チャンホ(50)の「4.9」、2019年のリュ・ヒョンジン(36、トロント・ブルージェイズ)の「5.1」を抜いて歴代3位に上がっている。

韓国人メジャーリーガーで今季のキム・ハソンより高いWARを記録したのは、2009年のチュ・シンスで「5.5」、2010年のチュ・シンスで「5.9」のみだ。

(写真提供=OSEN)大谷翔平

キム・ハソンの活躍ぶりは昨季からすでに兆しが見えた。遊撃手でリーグトップクラスの活躍を見せ、WAR 5.0を記録していたのだ。

韓国人メジャーリーガーでWAR 5.0を超えたのは、チュ・シンス(2009~2010年)、リュ・ヒョンジン(2019年)以来、キム・ハソンが3人目だった。

ただ、昨季は守備と比較して打撃で物足りなさがあった。

キム・ハソンは昨シーズン、150試合出場で打率0.251(517打数130安打)、11本塁打、59打点、58得点、12盗塁、OPS 0.708と、遊撃手と言うポジションを勘案すれば良い成績を記録したが、優れた打撃とは言えなかった。

しかし、今季のキム・ハソンは守備だけでなく打撃ても良い成績を収めており、一段階成長を遂げている。

ナ・リーグの最高峰を争う選手になったキム・ハソンが、どのような成績でシーズンを終えることになるのか楽しみに期待したい。

(記事提供=OSEN)

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