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映像の業界用語「ガバチョ」「とっぱらい」ってどんな意味?

  • 2023.8.4
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ハケる(人がいなくなる)や尺(しゃく・映像の長さ)などは、もとは映像業界で使われていた業界用語で、今は一般的に使われるようになっています。業界用語があふれている映画・映像業界で使われているのが「ガバチョ」や「とっぱらい」。一体どんな意味なのでしょうか。

■「ガバチョ」は万能アイテム

ガバチョとは、幅広の粘着テープを指します。

通称、ガムテープと呼ばれているもので、布やクラフト紙で作られ、ダンボールなどの梱包に使われています。

ガムテームは映画や映像を撮る際に、一時的なセットの補強や修繕が手軽にできることから、制作現場には必須アイテムです。

現場では、アシスタントディレクター(AD)などが、ガムテープを惜しげもなく「かばっと」と違う様子から「ガバチョ」と呼ばれているそうです。

また、出演者の立ち位置やセットなどの位置に「ガバチョ」などのテープで、目印をつけることを“バミル”といいます。

■「とっぱらい」は当日払いの報酬

とっぱらいは、ギャラ(出演料、報酬)や、交通費などを当日に現金で支払う当日払いをさします。語源は当日払いを略した言葉や取り払いの発音が変化した言葉など、諸説あるようです。

近年は安全上の理由からギャラは銀行振込が増えているようですが、地方営業中心の芸人や落語家、インディーズバンドなどは、「とっぱらい」での支払もあるようです。

文/編集・dメニューマネー編集部

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