1. トップ
  2. レシピ
  3. サバ缶やいつもの味噌汁で簡単に!夏においしい「冷や汁」のアレンジレシピ4選

サバ缶やいつもの味噌汁で簡単に!夏においしい「冷や汁」のアレンジレシピ4選

  • 2023.8.4

冷や汁とは?

冷や汁とは、夏場に食べられる冷たい汁かけごはんのことで、宮崎県の郷土料理として知られています。

作り方は、地域やおうちによってさまざま。基本はすり鉢に味噌とごま、焼いたアジのほぐし身を加えてすりこぎですってからそれを直接軽く焼いて、だしを加えて伸ばします。その中に刻んだきゅうりや大葉、豆腐などを加えれば完成です。

本格的な冷や汁もじっくり味わってみたいところですが、今回はおうちでパパッと作れるお手軽レシピに注目!

サバ缶を使ったレシピをはじめ、いつもの味噌汁で作れるレシピとピーナッツ味噌を使ったレシピ、エスニックな味わいが楽しめるレシピの計4つをご紹介します。

それぞれにおいしさが異なるので、ぜひ食べ比べてみてくださいね!

暑い日はこれ!冷や汁レシピ4選

サバ缶で簡単冷や汁

本場の冷や汁は、アジやタイなどの魚を素焼きにして、身をほぐし、骨を丁寧にとる必要がありますが、サバ缶を使えばその手間が不要に!

@asuca_kitchenさんのレシピは、サバの身を混ぜた味噌をオーブントースターで焼くことで香ばしく仕上がるのだとか。

冷蔵庫で冷やす時間を省けば、15分程度で完成! ごはんやそうめんにかけて食べるほか、そのまま冷たい味噌汁としても楽しめますよ。

薬味がよりおいしさを引き立てるので、みょうがと大葉はぜひ、たっぷりのせて召し上がれ。

材料(2人分)

・サバ水煮缶……1缶(内容量約200g)
・木綿豆腐……1丁(350g)
・きゅうり……1本(90g)
・乾燥わかめ……5g
・みょうが……1本(好みで)
・大葉……4〜5枚(好みで)
・味噌……大さじ4
・水……400ml
・白すりごま……大さじ2
・おろし生姜……小さじ1

作り方

1. サバ水煮缶は汁を切り、ボウルに身の半量と味噌を入れ、菜箸などで身をほぐしながらよく混ぜる。

2. アルミホイルの上に1を薄く伸ばし、オーブントースターで香ばしい焼き目がつくまで5〜6分ほど焼く(ボウルはまだ使うので洗わずにそのまま置いておく)。

3. 皿(バット)の上にキッチンペーパーを2枚重ねて敷き、ひと口大に手でちぎった木綿豆腐をのせて軽く水切りする。

4. きゅうりは薄い小口切りに、みょうがは輪切りにする。大葉は千切りにする。乾燥わかめは水で戻し、水気を切る。

5. 1で使ったボウルに焼き上がった2を入れ、水と白すりごまを加える。味噌を溶きながらよく混ぜる。

6. 5にきゅうり、サバの身の残り全部、わかめ、おろし生姜、3を加える。サバの身を食べやすい大きさにほぐしながら全体を混ぜ、冷蔵庫で冷やす。

7. 冷やしたら器によそい、好みで大葉とみょうがをのせて完成。

レシピ出典:Instagram(@asuca_kitchen)

いつもの味噌汁で作る冷や汁

いつもの味噌汁を作ったら冷やして、夏野菜や焼いたアジ(もしくはサバ缶)などと一緒にごはんにかければ出来上がり。

「そんなに簡単でいいの?」という声が聞こえてきそうですが、声を大にして言います。いいんです!

料理歴15年の元イタリアンシェフ・大家輝さん(@for_thetable)も「簡単で質素だけど、これがたまらなくめちゃめちゃおいしい」と太鼓判を押しています。

こちらのレシピは夏の食材がたっぷり入っていて、大葉とみょうがの香り、きゅうりの瑞々しさ、梅干しとアジのアクセントが絶妙なんですよ。

材料は全て適量でOK! 好きなものを好きなだけ入れて作ってみてくださいね。

材料

・冷やご飯
・冷たい味噌汁
・きゅうり
・みょうが
・大葉
・焼きアジ(サバ缶でもOK)
・白ごま
・梅干し
※全て適量

作り方

1. 常温で味噌汁を作り、よく冷やす(氷を入れてもOK)。

2. きゅうり、大葉、みょうがを薄く切る。

3. 焼いたアジの骨を取り、身をほぐす。

4. 冷やご飯が入った器に材料を全て入れ、完成。

ポイント

・味噌汁は少し味を濃いめにした方が、ご飯を入れたときのバランスがいいです。

・日々の食卓で残った味噌汁を使い回すのもgoodです。

・冷や飯は冷蔵庫から出したばかりだとカチカチなので、軽く温めて粗熱を取ったものを使いましょう。

レシピ出典:Instagram(@for_thetable)

ピーナッツ味噌と夏野菜の冷や汁

千葉県産落花生の無添加ピーナッツバターの専門ブランド「HAPPY NUTS DAY」(@happynutsday)。昨年作ったところ大好評だったという冷や汁は、ピーナッツバターと米味噌を合わせた「ピーナッツ味噌」が味の決め手!

ピーナッツバターが入ることでコクと香りが増して、奥深い味わいに。魚の身は入れず、夏野菜をたっぷり入れるだけで、旨みたっぷりの冷や汁になります。

ピーナッツバターは加糖のものでも無糖のものでもOK。使用するだし汁もかつお節、昆布のほか、あごだし、いりこだしなど、お好みのものでどうぞ。

材料(4人分)

・米味噌……80g
・ピーナッツバター……25g
・きゅうり……1本
・なす……1本
・みょうが……2本
・大葉……5枚
・木綿豆腐……1/2丁
・白ごま……大さじ1と1/2
・だし汁……300cc
・生姜のしぼり汁……大さじ1

作り方

1. だし汁を作って冷ましておく。

2. きゅうりは塩(分量外)をふり板ずりして半分に切ってスライスしておく。なすは半分に切ってから薄くスライスしたら水にさらしアクをぬき、塩少々(分量外)ふってもみ水分をしぼっておく。

3. みょうがは輪切りにして、大葉はせん切りにしておく。生姜はすりおろしてしぼり汁を用意する。木綿豆腐は5分ほど茹でて冷ましておき一口大に手でちぎっておく。

4. 分量の白ごまをフライパンで炒って香りが出たらすり鉢に入れてすり混ぜる。その中に米味噌、ピーナツバター、1のだし汁を少しづつ加えだし汁を少しづ馴染ませていく。

5. 3の具材を全て加え最後に生姜のしぼり汁を加えたらでき上がり。

レシピ出典:Instagram(@happynutsday)

エスニック風 冷や汁そうめん

独特な風味と香りがあり、タイ料理には欠かせない調味料・ナンプラー。魚介の旨みがぎゅっと凝縮されているので、冷や汁とも意外と相性がいいんです。

@glitter__recipeさんはさらに、白ごまのかわりに中東生まれのミックススパイス・デュカを使ってエスニック風にアレンジ。

今回はバジルを使っていますが、パクチーやミントもおすすめだそうですよ。

そうめんを入れれば、アジア麺のようなおいしさが楽しめます!

材料(2人分)

・そうめん……2束
⁡・きゅうり……1本
・なす……1/2本
・みょうが……2本
・オイルサーディン……90g
⁡・水……600ml
・合わせ味噌……50g
・ナンプラー……大さじ2
・デュカ……適量
・バジル……適量

下準備

・きゅうりはスライスし、ボウルに入れて塩小さじ1/4(分量外)をまぶして5分おき、その後に水気をきる。

・なすは薄切りにし、塩水に漬けてなすは塩水に漬けて、しんなりしたらざるにあげ、クッキングペーパーなどで水気をとる。

・みょうがは輪切りにする。

作り方

1. ボウルにオイルサーディンと味噌を入れ混ぜ、フライパンに入れて平らにし、表面に焼き色がつく程度に焼く。

2. 1と水、ナンプラーを入れ混ぜ合わせる。

3. きゅうり、なす、みょうが、デュカ、ちぎったバジルを加え、冷蔵庫で冷やす。

4. 器に茹でたそうめんを入れ、3をかける。

レシピ出典:Instagram(@glitter__recipe)

冷や汁には夏を乗り切る栄養素がたっぷり

冷や汁には、魚、味噌、豆腐、ごまなど、たんぱく質を多く含む食材が使われています。

中でも味噌や豆腐などの大豆加工食品、そしてごまには、代謝に必要なビタミンB群や、ミネラルが豊富。

冷や汁に旬の夏野菜を合わせてごはんやそうめんと一緒に食べれば、それだけで栄養満点な一品になります。

時間のないときや食欲のない日、夏休みのランチなど、さまざまなシーンで楽しんでみてくださいね!

元記事で読む
の記事をもっとみる