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「私って迷惑!?」ママ友との距離感って難しい…仲良くしたいと思っているのは自分だけ?

  • 2023.8.3

娘が生後6カ月になったころ、区役所内の子育て支援センターに通いはじめました。そこには元保育士のスタッフさん数名が常駐し、おもちゃや絵本がたくさんあります。子どもと日中2人きりでどのように過ごすか悩んでいた私は、支援センターに来るママたちやスタッフさんとの会話に活力をもらっていました。ママ友も作りたいと考えていた私ですが、その道は険しく……。

ママ友作りは難しい!?帰り際はあっさりしたママたち

子育て支援センターに通う目的として、ママ友ができたらいいなという気持ちもあった私。しかし会話が弾んでも、帰り際はみんなそれぞれの用事があるとのことでバラバラに解散します。「声をかけて迷惑だったらどうしよう」と考えると積極的になれず、ママ友ができる兆しは見えません。それでも支援センターには週2~3回のペースで通い続け、子育ての話題を中心に交流。

そんな中、わが子が生後8カ月を過ぎてもなかなかハイハイしないことが、気がかりでした。支援センター内には、同じ月齢で、すでに歩いている子もいたため、焦りと落ち込みで、だんだん足が遠のくように……。生後10カ月を迎えたころ、突然家でハイハイを開始した娘。わが子の成長に喜びをかみしめていたある日、スーパー内の子どもが遊べるスペースで休憩していたところ、支援センターでよく顔を合わせていたママさんと遭遇。ママさんはマットの上でハイハイしているわが子を見て「あっ! ハイハイするようになってる!」と言って拍手してくれました。支援センターでハイハイを促す遊びをしたり、練習したりする様子を離れた場所から見てくれていたようです。

その後は、お互いの子どもの成長を報告し合い「頑張りましょうね」と言って別れました。もう少し踏み込んだママ友との関係性に憧れていた私ですが、たまにお話する程度で成長を喜び合える関係も素敵だなと思えました。その後、コロナ禍に入り、通っていた支援センターは長期間閉鎖。しかし、支援センター主催のオンライン交流会で顔なじみのママや子どもたちと再会し、画面上でコミュニケーションを取っていました。直接は会えなくても、共に子育てを頑張る同志として、ママたちの存在が大きな支えになっています。

作画/ひのっしー


著者:松本智実

ベビーカレンダー編集部

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