熱い抱擁から苦悩の表情まで...『赤と白とロイヤルブルー』場面写真14点がコチラ

Prime Videoで8月11日（金・祝）より独占配信開始の映画『赤と白とロイヤルブルー』の場面写真と撮影中の舞台裏写真を一挙公開。先日フロントロウ編集部で公開した、ニコラス・ガリツィン（アレックス役）とテイラー・ザハール・ペレス（ヘンリー王子役）のオフィシャルインタビューからのコメントと共に紹介する。（フロントロウ編集部）

『赤と白とロイヤルブルー』とは

ケイシー・マクイストンによるベストセラー小説を原作に、米大統領の息子と英国の王子の愛を描いたロマンティック・コメディ映画『赤と白とロイヤルブルー（原題：Red, White & Royal Blue）』。犬猿の仲だったふたりは、ある王室行事での酷い口論がタブロイド紙のネタにされてしまい大問題に。米英関係に亀裂を入れないために強制的な“休戦”を命じられたふたりは、お互いを知るうちに関係が予期せぬ方向へと向かっていく。

情熱的なハグから苦悩の姿まで...映画の場面写真を一挙公開

テイラー（アレックス）：「ユマは素晴らしい方です。初めて会った日、母子関係を築くためにハグしていいか尋ねたら、彼女はただ抱きしめてくれました。彼女はとても強い人で、そのエネルギーを撮影現場にもたらしてくれました」

テイラー（アレックス）：「アレックスは、信じられないほど同情的な面を持ちながら、すごく不愛想な一面も持つ。彼の行動には二面性があるのです」

テイラー（アレックス）：「目の端にユマ（・サーマン）と（英国首相役の）シャロン・D・クラークがモニターに近づいて撮影を見ているのが見えたんです。彼女たちが私を見ているのを見て、私は頭の中が真っ白になり、マシューにもう1テイクお願いしなければならなかった」

ニコラス（ヘンリー王子）：「この関係には対立があるから、ある意味、相手の演技に合わせて演技するという関係にあるのです。ぶつかり合える相手であることが重要でした。テイラーは元来ウィットに富んだ人で、すぐにお互いのユーモアのセンスを理解できました」

テイラー（アレックス）：「この映画を観た人が、自分とは違う人々への思いやりと、他の誰かの人生における自分の役割への理解を深めてくれることを願っています。もしあなたが登場人物に共感できなくても、もしかしたらあなたの人生には共感できる人がいて、この映画があなたの人間関係に優しさと理解をもたらす手助けになるかもしれない」

ニコラス（ヘンリー王子）：「（ケーキ事件の撮影は）今までに経験したことがないほど楽しい演技でした。その後の数日間は、耳やちょっとした割れ目から（ケーキの）アイシングを取り除いていましたよ。終わってすぐにシャワーを浴びたんですが、それでも取れないところがありましたからね」

テイラー（アレックス）：「トランス・コミュニティであれ、LGBTQコミュニティであれ、インド系コミュニティであれ、ペルシャ系コミュニティであれ、ラテン系コミュニティであれアメリカの大統領になりたがっている世界中の女性たちであれ、この映画にはたくさんのレプリゼンテーション（表象）があります」

ニコラス（ヘンリー王子）：「（ヘンリー王子は）とても興味深いキャラクターだという印象を受けました。私が好んで演じる人物の特徴をよく備えたキャラクターで、強さを装いながら、内面は非常に傷つきやすく、非常に感情的な人物です」

テイラー（アレックス）：ユマ「私は彼女（ユマ・サーマン）の映画を見て育ったので、彼女とシーンを共有するなんて信じられないことです。彼女が持つ尊厳、優しさ、仕事への愛情に近づきたいと思いました」

テイラー（アレックス）：「この映画を観たときに、何度も歓声が上がり、終始笑いが起こっていたとある人が教えてくれました。彼いわく、いつもは起こらないようなユニークで特別な体験だったそうです。これは（原作者）ケイシーの作家としての才能、脚色を担当したマシュー・ロペスとテッド・マラワー、そしてキャストのおかげだと思います」

テイラー（アレックス）：「（原作はオーディションを受ける前に買って）週末に読んだのですが、本当に素晴らしかった。登場人物たちと一緒に感情的な旅をしている自分に気づいたのです。読み終わる頃には、この映画にぜひ参加したいと強く思っていました」

ニコラス（ヘンリー王子）：「キャラクターという観点から見ると、ヴィクトリア＆アルバート博物館での2人の時間は、2人の関係を決定づけた瞬間としてとても印象に残っています」

テイラー（アレックス）：「ニックと私は、本の中に出てくる性的な瞬間を、リアルできちんとした形で表現する責任を感じました。ロビー・テイラー・ハントというインティマシー・コーディネーターに出会えたのは本当に幸運でした。僕らは彼と一緒に、それぞれの瞬間、それぞれのシーンのニュアンスを細かく分析したのです」

ニコラス（ヘンリー王子）：「これは、2人がお互いとの愛が何よりも大切だと信じているということだと思っています。そして、お互いのために何かを犠牲にすることを厭わない。それって、誰もが共感できる美しい原則だと思います。」

ニコラス・ガリツィンとテイラー・ザハール・ペレスの舞台裏写真

ニコラス（ヘンリー王子）：「彼には強い意志と声があり、この映画で何をしたいのかを明確にわかっていた。それはジャンルに関係なく、私が惹かれる映画監督の魅力です。自信に満ち溢れ、強い声を持っている映画監督であれば、俳優として信頼し、一緒に旅に出ることができます」

ニコラス（ヘンリー王子）：「この本が持つファンダム（※熱狂的なファンたち）には、良い意味で驚かされましたね。LGBTQIA+コミュニティ内だけでなく、幅広い層で支持されているのですから」

映画『赤と白とロイヤルブルー』はPrime Videoで8月11日（金・祝）独占配信開始。ニコラス・ガリツィンとテイラー・ザハール・ペレスのオフィシャルインタビュー全文は「愛のために犠牲もいとわない男性2人の「現代的なロマンス」ー『赤と白とロイヤルブルー』主演2人が映画を語る」へ。