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押さえられない感情のはけ口がSNSに…『画面の向こうは誰』

  • 2023.8.2

皆さんにとってママ友とはどういう存在でしょうか。子育ての悩みなどを共有できる存在として、ときに心強い存在ですよね。しかし時にママ友が羨ましく思うことも…。今回ご紹介する作品はママ友同士のトラブルを描いた作品です。仲良くしていた三人のママ友、しかし、ある日を境に少しずつおかしいくなっていきます。誰かを妬んだり、疑ったり…。ママ友たちの友情はどうなるのでしょうか。ママリの描き下ろし作品『画面の向こうは誰』をダイジェスト版でご紹介します。どうぞご覧ください。

ずっと仲良しで、ずっと一緒。そうだと思っていた

このお話の主人公はカナ。カナには、サヤカとアキコという、仲良しのママ友がいました。子育て支援センターで出会ってからの付き合いの三人。育児のつらいさを共有しながら一緒に乗り越えてきました。

三人の子どもたちは幼稚園に入園します。仲良し3人組の親子はこれからも楽しい幼稚園生活を過ごすはずでした。しかし、ある日を境にある事件が起きます…。

大切なママ友の悪口が…一体だれが?

父母会の掲示板にあるときから個人が特定できるような誹謗中傷の記事がアップされるようになってしまいます。ターゲットは仲良しなママ友のアキコでした。

一体だれがこんなひどいことを、と憤慨するカナ。掲示板のような匿名で投稿できる場所では、気持ちが大きくなって言葉を選ばない投稿をする人もいます。

父母のコミュニケーションの場である掲示板にそのような書き込みがあったら、不快に思う人も多いでしょう。また、書き込みをされた本人は深く傷つくはずです。親として、ルールやマナーはしっかりと守り、このような印刷なことはしたくありませんね。

羨ましかった…たったそれだけの感情でしてしまった代償は?

大切なママ友であったカナとアキコ。だけど、自分のストレスのはけ口をSNSでしてしまったサヤカ…。大切な場所を自分で壊してしまったと深く反省するサヤカ。

誹謗中傷は人としてしてはいけないことです。人からの信用を失いかねません。そしてママ友という特殊な関係でのトラブルは子ども同士の関わりにも影響がでてしまうこともあります。

皆さんには、決して一時の感情に流されず、サヤカのような行動はしないでほしいと思います。人と信頼関係を積み重ねて、友人となることはとても素晴らしいことです。苦楽をともにしてきた大切な人たちはずっと大切にしたいですよね。

著者:ゆずプー

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