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「いつか使うかも」は、彼女に「いつか結婚するかも」と言うのと同じ?【毎日が変わる片づけのワザ(139)】

  • 2023.8.3

整理整頓や片づけは、少しでも生活を快適にするために避けては通れない課題の1つですが、いざ取り組んでみたところで「なかなか片づかない…」という方は少なくないようです。そこで、整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの資格取得の際に学んだ内容から、仕事や家事、気持ちを片づけるときの基準にしていることを紹介します。

「いつか使うかも」は、彼女に「いつか結婚するかも」と言うのと同じ?

この春放映されていたドラマ「わたしのお嫁くん」。「ズボラ女子と家事力最強男子の社会派ラブコメ」だそうですが、初回を見た時、片付け好きな人に絶対に刺さるだろうと思った言葉がありました。

波留さん演じる主人公・穂香が、家事力最強男子の知博に自宅を片付けてもらうシーン。「いる」「いらない」でモノを分けていくのですが、素敵なペアグラス(でも一度も使われていない)を、穂香は、「いつか誰かと使うかもしれないでしょ。特別な日のディナーとかに」「きっと使う、いつか」と捨てようとしません。片付けあるあるですね。

知博

「じゃあ、先輩だったらどうですか。たとえば、大学を卒業して10年。一緒に住んではいるけれど、なんとも関係が煮え切らない男がいたとして。『ねえ、私たちって、どういう関係? 結婚とかって、するのかな』って聞いたら、『あ~、まあ、いつかはするかもしんないね。今はしないけど』って言われたら?」

穂香

「え~、普通にやだ」

知博

「先輩がこのグラスにしているのは、それと同じことなんですよ! この最低男!」

穂香

「!!!!」

このやりとりがもう素晴らしすぎて! モニター(パソコンでみたので)の前で思わず拍手してしまいました。本当にその通り…! と思い、そのあと会った友だち(比較的モノが多い)に、「結婚する気のない相手のこと、いつまでもずるずる引き留めるのってひどいよねぇ。ちゃんと別れたら、彼女または彼は次の人と出会って幸せになれるかもしれないのに。モノだって、それを使ってくれる人に譲るか、または捨ててリサイクルしたら、ちゃんと使ってもらえるんだよね」

と熱く語ってしまったほどです。

「本当の意味でモノを大切にするとはどういうことなのか」を、改めて考えさせてくれました。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>

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