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返礼品が値上げされる?8月・9月に「ふるさと納税」したほうがいい理由

  • 2023.8.3
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今年のふるさと納税は、早めに寄附したほうがいいかもしれない。返礼品の値上げがこれから行われるかもしれないからだ。また、10月から新ルールがはじまり、返礼品が減るかもしれない。今年のふるさと納税には、どのような変化が見られるのだろうか?

■「ふるさと納税」返礼品が減る?今年は9月までがいいかもしれない理由

ふるさと納税の返礼品が10月から減るかもしれない。総務省が新しい基準を発表したからで、毎年年末にやっている人も、9月までに寄附をするほうが良さそうだ。

●2023年10月から何が変わるのか?

10月からの新しいルールでは、地場産の基準が厳しくなるほか、これまで対象でなかった経費を含めて経費の比率を寄附額の50%以下にしないといけなくなるため、返礼品の種類や分量が減る可能性がある。

たとえば、域外から調達したブロック肉を調理して詰めた精肉は返礼品として認められなくなり、昨年まであった返礼品を出せなくなる自治体があるかもしれない(なお熟成肉と精米は、原材料が自治体と同じ都道府県内産なら返礼品として認められます)。

また対象となる経費が増えることで、同じ返礼品でも寄附額(負担額)が高くなるか、返礼品の分量が減るかもしれない。

経費の比率は、寄附額の50%以下と決められているが、今後はここに、新たに寄附金証明書などの郵送費用も含まれるようになる。

■今年のふるさと納税は早めが有利な理由

ふるさと納税の寄附額は年収によって上限があるため、年収がほぼ分かる年末に寄附する人が多いだろうが、今年は年の途中に返礼品の値上げが相次ぎ、早めに寄附したほうがよさそうだ。

●相次ぐ返礼品の値上げ

寄附を早くしたほうがよい理由の一つは、各地で起きている返礼品の「値上げラッシュ」だ。

2022年からさまざまなモノの値段が上がっているが、その影響が返礼品にも及んでいる。

たとえば、愛知県碧南市の「しらす干し1.5㎏」は2023年5月1日からそれまでの8,000円から1万円に値上がりしている。

値上げのタイミングは自治体によってまちまちなため、今は据え置きでもいつ値上げされるかは分からない。

文/編集・dメニューマネー編集部

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