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カルト、ゴア、エクソシズム、デスゲーム…様々な恐怖を描いた韓国オムニバス映画『身体集め.zip』

  • 2023.8.2

さまざまな恐怖を描いた韓国のオムニバスホラーが話題だ。

2022年の富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭で作品賞を受賞した『身体集め.zip』は、カルト宗教団体を取材することになった若手記者シギョンが主人公。特別な“儀式”に参加することとなった彼は、そこで捧げられる供物が人間の身体の部位だと知る。

まず、メインエピソードで、すべての事件がきっかけとなる最初のエピソード「トマク(ぶつ切り、切り身の韓国語)」は、カルト宗教団体の秘密の儀式に潜入取材するシギョンの視点を描く。

その後に続く「悪臭」「霊を見る子」「エクソシズム.net(ドットネット)」「前に住んでいた人」「紐」の5本のエピソードでは、目、鼻、舌など、カルト宗教団体に供物として捧げられる身体の部位にまつわる話が展開される。そして最後には出発点の「トマク」へと戻り、全エピソードが一つの話に繋がるというユニークな構成だ。メインポスターにも「6つの身体部位が集まると、一つの恐怖が目覚める」というキャッチコピーが刻まれている。

(画像=サイダース・オリジナル)

身体の部位を供物として捧げるカルト宗教の儀式を描いた「トマク」から、中古取引で購入した香水に隠された秘密を描いた「悪臭」、巫女の息子に降霊をさせる不良の危険ないたずらを描いた「霊を見る子」、憑依された友人のための悪魔祓いを描いた「エクソシズム.net」、引っ越した新居で起きる謎の事件を描いた「前に住んでいた人」、隣人と紐で繋がれて凄絶なデスゲームを繰り広げる「紐」まで、カルト宗教、ゴア、霊、エクソシズム、現実の恐怖、デスゲームなど、エピソード別に多様なスタイルの恐怖を順にプレゼントする。『身体集め.zip』は8月に韓国で公開。

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