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【8月ベストシーズンの国内旅行先】青森「ねぶた祭」・仙台「七夕まつり」・徳島「阿波おどり」など8月の祭り・イベント5選

  • 2023.8.2

この連載では、毎月、その月にベストシーズンを迎えるおすすめの国内旅行先をピックアップしていきます。8月第1週は、その月の祭りやイベントに注目! 青森県青森市の「青森ねぶた祭」、宮城県仙台市の「仙台七夕まつり」、秋田県秋田市の「秋田竿燈まつり」、徳島県徳島市の「阿波おどり」、高知県土佐市の「よさこい祭り」を紹介します。

 

 

東北三大祭りのひとつ「青森ねぶた祭」【青森県青森市】

東北三大祭りのひとつで国の重要無形民俗文化財に指定されている「青森ねぶた祭」。「人形ねぶた」と呼ばれる山車は最大幅約9m、高さ約5m、奥行き約8m、重さ約4tにもなります。山車に続いて「跳人(ハネト)」と呼ばれる踊り子たちが、笛・手振り鉦・太鼓のねぶた囃子とともに「ラッセラー、ラッセラー」と掛け声を上げながら踊り歩く祭りです。

毎年8月2日~7日に開催。2023年8月2日(水)~6日(日)は運行コース上にねぶたが待機し、一斉に全てのねぶたが動き出します。最終日の7日(月)は大賞を取ったねぶたを先頭に順次運行。夜には、台船に乗せられた受賞ねぶた6台が青森港を運行する海上運行が行われ、同時刻に開催される「青森花火大会」で打ち上がる1万発以上の花火とともに祭りのフィナーレを飾ります。

青森ねぶた祭

開催日:2023年8月2日(水)~7日(月)

時間:【8月2日~6日】19:10~21:00 【8月7日】13:00~15:00、19:15~21:00頃

開催場所:青森市内中心部(青森県青森市)

豪華絢爛な飾りが街中を彩る「仙台七夕まつり」【宮城県仙台市】

写真提供:宮城県観光プロモーション推進室

東北三大祭りのひとつにも数えられる、伊達政宗公の時代から続く「仙台七夕まつり」。仙台駅前から中央通り、一番町通りのアーケード街にかけて、吹き流しや仕掛けものなど、趣向をこらした豪華絢爛な七夕飾りが見られるほか、周辺の地域商店街も昔ながらの笹飾りで彩られます。飾りの内容は当日まで企業秘密となっており、8月6日の朝8時頃から飾り付けが行われ、その豪華さを競い合います。

仙台七夕まつりの前夜祭として、8月5日に行われる仙台七夕花火祭は、例年約1万6,000発の華やかな花火が仙台の夜空を彩ります。

仙台七夕まつり

開催日:8月6日(日)~8日(火)

場所:仙台市中心部および周辺地域商店街

竿燈を操りながら力と技を競う「秋田竿燈まつり」【秋田県秋田市】

©️秋田県

秋田の夏の風物詩「秋田竿燈まつり」は、提灯を揺らめかせ、稲穂に見立てた竿燈を操りながら力と技を競う祭り。東北三大まつりのひとつにも数えられ、国重要無形民俗文化財に指定されています。

約270年もの間、庶民のあいだに受け継がれている厄よけやみそぎをして五穀豊穣を祈る行事。提灯の数46個、重さ約50kgの竿燈(大若)を、差し手たちが「手のひら」「額」「肩」「腰」などで自在に操る妙技が見ものです。「ドッコイショー、ドッコイショー」の掛け声が響き渡る中、稲穂に見立てた約280本の竿燈が林立します。

秋田竿燈まつり

開催日:2023年8月3日(木)〜6日(日)

時間:18:15交通規制開始、18:50竿燈入場、19:15~20:30 竿燈演技、21:00終了(交通規制は21:30まで)

場所:秋田市竿燈大通り(秋田県秋田市)

400年を超える歴史「2023阿波おどり」【徳島県徳島市】

©️ KPG-Payless / Shutterstock.com

400年を超える歴史を誇る本場徳島の「阿波おどり」。毎年8月12日から15日までの間、国内外から100万人を超える観光客が訪れる、日本有数のイベントです。

男性は半纏か浴衣、女性は浴衣に編笠の衣装が定番。「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃそんそん」のお囃子で、うちわや提灯を持って踊る場合もあります。「組踊り」「ぞめき踊り」「俄踊り(にわかおどり)」といった特殊なスタイルがあるのも特徴です。

2023阿波おどり

開催期間:2023年8月12日(土)~15日(火)※8月11日(金・祝)は前夜祭

開催場所:徳島市中心部

前夜祭 (アスティとくしま)、選抜阿波おどり(あわぎんホール)

有料演舞場 (藍場浜、南内町)、無料演舞場 (両国本町、新町橋)

おどり広場等 (新町橋東、アミコドーム、シビックセンターさくらホール)

市民を元気づけるエネルギッシュな踊り「よさこい祭り」【高知県土佐市】

©Shutterstock.com

今や日本のみならず,世界にも広がりつつある「よさこい祭り」。昭和29年、当時の不景気風を吹き飛ばし、市民を元気づけようと行われたのが始まりです。よさこい発祥の地・高知市では、8月10日・11日のよさこい祭り本番に約190チーム、2万人の踊り子が参加。各チームがそれぞれの個性を出した、衣装、音楽、振り付けを施し、高知市内17の競演場・演舞場でエネルギッシュな踊りを披露します。

8月9日にはよさこい祭り前夜祭、12日にはよさこい祭り後夜祭とよさこい全国大会が開催。9日(水)20時からは、よさこい祭りのオープニングを飾る「第73回高知市納涼花火大会」が行われ、約4,000発の花火が夜空を鮮やかに彩ります。

よさこい祭り

開催日:8月9日(水)前夜祭、10日(木)〜11日(金・祝)本番、12日(土)よさこい全国大会・後夜祭

開催場所:高知市追手筋ほか16会場

8月にベストシーズンを迎えるおすすめの国内旅行先を5カ所紹介しました。旅行の予定を立てる際の参考にしてみてくださいね。

※2023年8月1日時点の情報です。イベント等の内容は変更になることもあります。最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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