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インターナショナルスクールで珍事!?→教室から生徒が連れて行かれる【マレーシア教育移住日記(10)】

  • 2023.8.1

<インターナショナルスクールで珍事!?→教室から生徒が連れて行かれる>マレーシア教育移住日記[#10]

今回は人口の3人に1人はイスラム教徒ムスリムであるマレーシアのインターナショナルスクールでよくある光景をご紹介します。

そんなマレーシア国内には大小200校近くあるインターナショナルスクールですが、ムスリムのための時間割をとられているところが多いんです。

イスラム教といえば、「お祈り」を思い浮かべる人も多いと思いますが、お祈りの時間になると、街中でアザーンというお祈りの放送が流れます。

1日に5回あるので、学校の合間にもお祈りの時間があるそうで、子供に聞いてみると、ムスリムの子どもたちはお祈りの時間は別室に連れて行かれるとのこと。
お清めの時間も含めて10分ほどと短いので気づかないこともあるようです。

そして、インターナショナルスクールでもよくあるカリキュラムが、毎週金曜日は午後12時には終わる時間割。
なぜかというと、ムスリムにとって聖なる金曜日の午後はモスクに集まりお祈りをしなければならないからです。

また、年に一回のムスリムにとって重要なラマダンという日中に断食を行う時期は、7〜9歳くらいになると子供たちも断食に参加します。

常夏の国マレーシアなので、体調不良には気をつけて、水は持参しているようですが基本的にはこの時期は断食をきちんとしています。

太陽が昇っている間だけの断食とはいえ、子どもには過酷に見えますが、ムスリムのお友達に聞くと子供も体が慣れるんだそう。

マレーシアのインターナショナルスクールで知ったイスラム教の文化には、驚くこともたくさんで、日本とは異なる文化や生活の違いを知って、子供達も多様化に慣れ親しみつつあります。

次回は、水泳の時間に日本人が笑われる理由についてお届けします!

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