手づくりのジャムがシンプルなお店をカラフルに彩る「Romi-Unie Confiture(ロミ・ユニ コンフィチュール)」。日本各地から届く質の高いフルーツから作るジャムは常時約30種類にものぼり、店頭では鎌倉の風情に触れながら季節のジャムとスコーンを楽しめます。ケイクやサブレなどの焼き菓子も種類豊富なお店でお気に入りを見つけてはいかがでしょうか。
古都の情緒を感じる段葛沿いの素敵なショップ
フランスの街角にありそうなたたずまいの「Romi-Unie Confiture」。段葛(だんかずら)と呼ばれる桜並木のもとに石灯篭を整備した鶴岡八幡宮の参道沿いにあり、おしゃれな外観が鎌倉を代表する風景に自然ととけこむ地元の人気店です。
ガラス瓶にぎゅっと詰め込んだ日本各地の旬の味
東京やパリなどでフランス菓子を学んだお菓子研究家・いがらし ろみさんのお店です。ご自身が楽しみながら作ったジャムや焼き菓子を基本にしていて、お店の奥のアトリエで熟練の職人さんたちが手づくりします。いがらしさんが日本各地の農園を訪ね歩いて見つけたこだわりの食材を使うのも大きな魅力です。
常時約30種類ものジャムは上段には季節のジャム、中段には定番のジャムといった具合に選びやすく並び、それぞれにフランス語の名前がついています。
定番のジャムは、いちごとフランボワーズを素材に使った「アニヴェルセール」をはじめとして10種類。1瓶80gという小ぶりなパッケージは風味が落ちないうちに食べてもらいたいとの思いからなのだそう。
鎌倉のお土産にも喜ばれるギフトボックスの数々
ギフトにはおうちの形をした「おうちボックス」で包んでもらうのがおすすめです。おうちボックスに入ったサブレの詰め合わせやジャムのセットはもちろん、迷った時にはスタッフの方に声をかけると何をいれるか一緒に相談にのってくれますよ。
こうしたパッケージやお店の看板などもすべていがらしさんのデザインです。統一感があるうえにキュートなデザインが魅力的。お店のお菓子と相性のいいコーヒーのパッケージもシンプルながらも心が和みます。
自宅でのティータイムをますます豊かにするお菓子たち
アトリエで焼くサブレやスコーンも種類豊富にラインナップ。ドライフルーツをラム酒に漬け込んだ昔ながらのフルーツケーキを分厚くカットした「ケイク・オ・フリュイ」や、羊の型で焼き上げた「カトル・カール・アニョー」など、自分へのご褒美にもおすすめです。
鎌倉の情緒に触れてのんびり味わうスコーンとジャム
お店の横のカウンターでは、朝焼きのスコーンの販売やジャムの量り売りをしています。ジャムを入れる容器を持っていくと日替わりで楽しめる「本日のジャム」から選ぶことができ、100gから50g単位で購入できると地元で人気です。
スコーンは定番のプレーンと季節のスコーンの2種類で、ジャムを数種類の中から選びます。生クリームを入れた生地の内側はふんわり、外はさっくりとした食感。鎌倉らしい風情を楽しみながらぜひ味わって。
季節感いっぱいに旬を味わう自慢のジャム
夏真っ盛りの8月は、桃のジャムが15種類登場します。甘い香りの山梨県産白桃の“白鳳”を贅沢に使った「ペッシュ・ ブランシュ」、桃にオレンジを組み合わせた「アマック」など、バリエーション豊か。桃の美味しさを幾通りにも楽しんでくださいね。