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2400万円あるはずの定期預金がたったの350円に!?→消えたお金の行方を探ったら衝撃の展開にw

  • 2023.8.1

定年を迎え、老後は夫とのんびり過ごそうなんて考えていたパニ婆。ある日、孫のパニ子の就職祝いに旅行へ行くことに。そこで、40年間定期預金をしていたお金を使うことにしたのですが……。スカッと系人気YouTubeチャンネル「パニコレ」から、「老後資金のために毎月5万円を積立してた私。40年たって満期になったはずの定期預金を解約したら…」を紹介します。

悩みはひとり娘の存在

パニ婆にはひとり娘であるアヤコがいました。アヤコは昔から素行が悪く、高校を卒業した後からずっと音信不通の状態でした。

アヤコの行方がわからずにいたある日、何の前触れもなくアヤコが実家へと帰ってきたのです。そして、すでに妊娠していて結婚すると言いだしたのです。

パニ婆は驚いたものの、アヤコの夫は真面目そうな人で仕事もしていたため結婚を許すことに。しかし、アヤコは金遣いの荒さから愛想を尽かされてしまい、あえなく離婚。

そして、自身の娘であるパニ子を置いてまたもや家を出て行ってしまったのでした。

孫育てをすることになった私たち

アヤコが家を出て行ってしまったため、パニ婆たちはパニ子を育てなければいけない状態に。初孫ということもあり、パニ婆たちはパニ子のことを大切に育てました。

その結果、パニ子はアヤコと正反対に真面目で良い子に育ちました。

そんなパニ子は専門学校を卒業し、晴れて社会人として働くことに。そこで、パニ婆はパニ子の就職祝いに旅行を計画しました。

旅行はパニ婆が老後のために40年間積み立ててきたお金の一部を使おうということになりました。

パニ婆は毎月5万円を40年間かかさずに積み立てており、ざっと2400万円は貯まっているはず。せっかく頑張って貯めてきたお金だからこそ、孫のために使いたいパニ婆は思っているようでした。

預金は全部で350円!?

早速お金を下ろすために銀行へと向かったパニ婆。2400万円ものお金を引き出すとなれば、それなりに時間がかかるだろうと思っていたようでしたが、なんと銀行員は数分もしない内にパニ婆の元へとやって来ました。

そしてひと言、「350円のお渡しです」と言いました。毎月5万円積み立てていたはずなのだから350円なわけがないとパニ婆は銀行員に伝えましたが、口座には350円しか入っていないと言われてしましました。

パニ婆は何かの手違いかもしれないと思い、銀行員に調べてもらうことに。しかし、やはり口座には350円しか入っていないようでした。

今までのお金はどこに消えたのかと絶望したパニ婆でしたが……40年間、5万円の振り込みをしていた履歴もあるというではありませんか! ただし、入金されたお金は毎月必ず引き出されていたのです。

さらに、定期預金は20年前に解約されていたことが発覚! パニ婆はこんなことをするのはアヤコに違いないと思い、銀行員に手伝ってもらいながら何があったのかを調べることにしました。

お金欲しさに娘は…

翌月、突然アヤコがパニ婆たちの元へと帰って来ました。そして「最近お金に困っててさ……少しでいいから貸して欲しいんだけど」とパニ婆にお金の無心をし始めました。

パニ子の様子をまったくに気することなく、お金にしか目がないアヤコにあきれたパニ婆はお金は貸さないと突き放しました。すると今度は就職したばかりのパニ子に対し「初任給はもう入った? どのくらいもらったのよ」と自分の娘にお金をねだる始末。

そんなアヤコを見て、パニ婆は「そもそもなんでそんなにお金に困ってるんだい? 毎月私の定期預金を引き落としていたくせに」と言いました。

パニ婆と銀行員が2400万円の行方を調べた結果、なんと代理人の欄にアヤコの名前が書いてある委任状が出てきたのです!

昔、パニ婆が仕事で銀行に行けず、アヤコに手続きを任せたことがあったのだそう。なんとアヤコはそのときの委任状を使って、定期預金を解約してお金を引き出していたのです。

定期預金を解約すると、預金をしても普通預金扱いとなりお金は自由に引き出せるようになってしまいます。解約されていることに気付かなかったパニ婆は「定期預金できている」と思って毎月お金を振り込んでいましたが、実際にはただ預金をしただけでそのお金はアヤコに使い込まれてしまっていました。

お母さんだと思ったことは一度もない

お金を使い込んでいたアヤコに対し、素直に謝れば許そうと思っていたパニ婆。しかしアヤコは謝るどころか「第三者に悪用されちゃってるんじゃないw?」と反省する様子すらありません。

そんなアヤコにしびれを切らしたのは、意外にもパニ子でした。パニ子は「パニ婆に訴えられたらお母さんに勝ち目はないんじゃない?」と言い、お金の返還と謝罪をするように言いました。

さらに「自分の親に子育てを丸投げで、金の無心にしか帰って来ないのがお母さん?」「私はあなたをお母さんだと思ったことは一度もありません」と言い、自分にとっての母親はパニ婆だとはっきり宣言。

母親であるパニ婆だけではなく、娘のパニ子にも見放されたアヤコは肩を落として家を出て行きました。

その後、使い込んだ2400万円は全額返してもらうことに。どれだけ働いても終わらない返済が苦になったのか、何度かアヤコはパニ婆たちに謝罪しに来たようでしたが門前払いで追い返していました。

何年かかるかわからないものの、パニ婆はアヤコからしっかりとお金を返してもらい自分のしたことの重大さに気付いて欲しいようでした。

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お金に夢中になるあまり、家族からも見放されてしまったアヤコ。自分にとって本当に大切なものは何なのか、しっかりと考えて行動しなければいけませんね。

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著者:ライター パニコレ

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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