鉄道、バスとともに重要な交通手段である「タクシー」。特に夜間や悪天候時の移動には、欠かせない乗り物です。そのタクシーの無線のやり取りで使われる、「工事中」や、乗務員の稼ぎどきを指す「青タン」は、タクシー業界の用語です。一体どのような意味なのでしょうか。
■「工事中」は本当の工事中を指す言葉ではない
「工事中」は、警察の交通取り締まりをさします。
『○○交差点付近で工事中』とは、“警察の取り締まりが行われているので注意せよ”という意味です。実際に行われている工事は、「本工事」と呼ばれ、区別されています。
タクシーの車内では、乗客に無線でのやり取りがすべて聞こえてしまいます。業界用語が多く使われているのは、乗客への配慮だけでなく、ドライバーに危険が及んだ時などにも備えて、あえて乗客に分からないように工夫されています。
■「青タン」はあの機械のこと
「青タン」は、タクシーの深夜割増時の料金メーターをさします。
東京のタクシーは、22時から5時までの間は深夜割増料金になりますが、その時間帯になるとメーターの色が自動で青く変わることから、そう呼ばれているそうです。
青に変わるメーターはおもに、関東方面のタクシーに備えつけられています。
深夜料金は日中よりも20%割増となりますが、料金が単純に20%分高くなるわけではありません。
メーターは、走行距離で上がっていく仕組みになっているため、上がる距離が20%分短くなるということです。
文/編集・dメニューマネー編集部