1. トップ
  2. 「EXOは僕の力」俳優ド・ギョンスが語る映画『ザ・ムーン』、11年目にしてインスタ開設の理由は?

「EXOは僕の力」俳優ド・ギョンスが語る映画『ザ・ムーン』、11年目にしてインスタ開設の理由は?

  • 2023.8.1

「EXOのメンバーたちは僕をいつも応援してくれて力になる。試写会に来てくれるだけでもありがたい」

ボーイズグループEXOのメンバーで俳優としても活躍するド・ギョンス(D.O.)は7月31日、ソウルのあるカフェで本サイト提携メディア『OSEN』のインタビューに応じ、「メンバーたちは僕の演技について細かくコメントはしないが、“映画面白かったよ”と言った」と語った。

先立って25日、EXOのベクヒョン、シウミン、セフン、チャニョル、チェンは、永登浦(ヨンドゥンポ)タイムズスクエアで開かれた映画『ザ・ムーン』(原題)のVIP試写会に出席し、メンバーへの友情を見せた。

8月2日より韓国で公開開始の『ザ・ムーン』は、事故によって月で孤立した宇宙飛行士ソンウ(演者ド・ギョンス)と、彼を救おうとする元宇宙センター長のジェグク(演者ソル・ギョング)たちの奮闘を描いた作品だ。

宇宙服での撮影で感じた苦労
(写真提供=SMエンターテインメント)ド・ギョンス

ド・ギョンスは宇宙飛行士を演じた感想について「最初に宇宙服を着た時は動きに制限が多かったので、これを着てできるかな?と思った」とし「服も重かったし、靴を履いて大変だった記憶がある。予想していたよりも動きで制限される点は大変だった」と打ち明けた。

続いてソンウというキャラクターについては「自分で考えたことを推し進める点は僕と似ているが、僕はソンウのような勇気はない。ソヌは一人で月に飛び込むが、僕ならそうはできなかったと思う。ソンウと“人間ド・ギョンス”は違う」と比較している。

ソンウは宇宙で“漂流”したあと、画面を通じて地球の宇宙センターと疎通する。この状況に対しては「映画の状況と合致するよう、宇宙船で僕一人が演技をした。それで集中できたと思う。目の前で撮るカメラもなかったし、宇宙船が揺れる上にイヤホンをはめた状態だったので、まるで宇宙船にいるようだった。相手の俳優が目の前にいなかったにもかかわらず、実際の状況のように演技するのは簡単だった」と、空間のおかげで役に没頭できたと打ち明けた。

そして“先輩”のソル・ギョングとの共演についても語っている。「最高の先輩だ。先輩は周りのスタッフはもちろん、そばにいる誰でも気楽にしてくれる。簡単に表現すると町内の気さくなおじさんのようだ」とし、「難しい先輩ということが感じられないほど楽だった。舞台挨拶の時も、まず冗談を言いながらリラックスできる雰囲気にしてくれた」と感謝を伝えている。

EXOでの経験を還元
(写真提供=SMエンターテインメント)ド・ギョンス

「『ザ・ムーン』はSF映画というよりも、韓国型の宇宙サバイバルドラマ」と定義付けたド・ギョンス。「僕はこの映画がどのように仕上がるのか気になった」とし、「(CGやVFXも多く使われたが)製作費を減らすことができたのは宇宙にいる瞬間を表現する時、無重力状態に置かれたようにゆっくり歩いたりもした(笑)。それはCGの助けを借りていない状況だった。でも重い宇宙服を着てゆっくり歩くのは本当に大変。ダンスを踊る時、そのような振り付けもあったし(笑)。体感する宇宙服の重さは10kgだったが、聞いてみると5~6kgぐらいだったみたい」という撮影秘話も語ってくれた。

ほかにも宇宙関連の用語について尋ねると、「EXOでは韓国語バージョンのほかにも多言語の楽曲も出した」とし、「そのため、今回の宇宙用語を覚える時もどんな意味なのか分からないが、人物が感じる感情が重要だと思った。知らない状態で覚えた」とし、笑みを浮かべた。

今後のキャリアとインスタ開設のワケ

2012年にEXOの一員としてデビューしたド・ギョンスは、ドラマ『大丈夫、愛だ』(2014)と映画『明日へ』(2014)で俳優としての可能性を提示。続いて出演した映画『純情』『あの日、兄貴が灯した光』(2016)を通じて次世代の主演として頭角を現した。その後、『神と共に』シリーズ(2017~2018)、『スウィング・キッズ』(2018)での演技で、古くからのファンはもちろん、一般観客の心まで一気に魅了した。

今年1月に30歳という節目を迎えたド・ギョンス。今後の俳優活動については「これから何をするか決めていない。でも僕は挑戦することが好きなので、ものすごいアクション、最初から最後まで荒々しいアクションに挑戦してみたい」という願いを表わした。それとともに「本当に難易度の高い、素敵なアクションがしたい」と笑いながら話した。

(写真提供=SMエンターテインメント)ド・ギョンス

アクションのほかにも「日常に溶け込める作品が良いと思う。人間らしさが溶け込んだ物語や、共感できる感情がたくさん込められた作品が好きで、そのような作品にも出てみたい」とし、「演技や歌は一生、できるまでしようというのが目標」と強調する。

最近ではインスタグラムを開設したのだが、デビュー11年目にしてSNSを始めた理由についても語った。「いつもファンとコミュニケーションを取ることは考えてきた。でも、僕が普段、写真をほとんど撮らないから、投稿するものがなかったんだ。頻繁にできなければ申し訳ない気持ちもあるので、これまでできなかった。僕が共有したいタイミングでやりたかった」と説明した。

(記事提供=OSEN)

元記事で読む
の記事をもっとみる