子どもの前では「パパ」と「ママ」でも、もう夫婦ではない｜脱サラしたいと言った夫と離婚するまでの話

ある日突然、夫から「脱サラして農家になりたい」と告げられた、ろん(@pprncyn)さん。夫は元カノと不倫していました。離婚の話し合い以降、適度な距離を保ちつつ、子どもの前では「パパ」と「ママ」でいる2人。ムッとすることがあっても、諦めのような気持ちでやり過ごしていました。『脱サラしたいと言った夫と離婚するまでの話』第28話をごらんください。

夫婦生活に終わりが見えていることで、モヤっとすることがあっても、感情を抑えることができたろんさん。さまざまな努力が実を結び、無事に内定をもらうことができたようです。

ろんさんにも笑顔が戻り、これからの生活に光が差し込んできたことがうかがえますね。

ほんの一時の気の迷いで壊れてしまう「家族の幸せ」

夫から突然「脱サラして農家になりたい」と告げられた、ろんさん。初めこそ夫を心配していましたが、病院の受診を渋ったり、簡単に「離婚」という言葉を口にしたりする夫に不信感を覚えるように。そこで、夫のSNSを探ってみたところ、元カノと親密なやりとりをしている様子を発見します。

ろんさんは不倫の証拠を集めながら離婚の準備を進め、夫と別れることに。離婚の末、息子との穏やかな生活を手に入れることができました。

夫の行動で信用は一気になくなり、家族の日常が崩れてしまいました。後悔しても、失った信用は戻りません。家族の幸せを考えるのなら、心が揺らいだときこそ、一度立ち止まって考えなくてはいけませんよね。

夫との決別を決め、一人で子育てができるよう自立の準備を重ねた、ろんさん。ろんさんの行動力に、拍手を送りたくなる作品です。

著者：NAKAMA