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〈阿佐ヶ谷神明宮〉で身も心も涼やかにリフレッシュ|MARIKOの心潤う神社巡り

  • 2023.7.31

神社検定1級を持つモデル・MARIKOさんの連載がパワーアップ!心のデトックスになる神社紹介や、いまさら聞けない、神社に関する疑問解決など、明日、参拝しに行きたくなる情報満載でお届けします。

いよいよ夏本番!私はというと、夏の到来だというのに尋常ではない暑さに早くも夏バテ気味です(笑)。今回は阿佐ヶ谷の〈阿佐ヶ谷神明宮〉へ。凛とした佇まいのお社は心まで涼やかになるような清々しい空気に溢れています。〈阿佐ヶ谷神明宮〉独自のレースブレスレットの御守り、「神むすび」も必見です!

涼やかな空気を感じるお社

〈阿佐ヶ谷神明宮〉は約三千坪の境内に豊かな森が広がるお社。阿佐ヶ谷駅からすぐの人通りの多い場所にありますが、境内に入ると街の騒めきが嘘のように静寂が広がります。そのはじまりは武勇で有名な日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征から帰る途中、この地に滞在し、後に村人がその活躍を称えてお社を建てたことから。

本殿前の鳥居は〈伊勢神宮〉から式年遷宮の際に撤下されたもの。

参拝で注目してほしいのが拝殿の奥に鎮座する本殿。平成21年の「平成の大改修」により生まれ変わった本殿は凛として美しく、真夏の暑さも忘れるような涼しげで清らかな空気に包まれています。
中央の本殿には主祭神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)、右の摂社には月読尊(つくよみのみこと)、左には須佐之男尊(すさのおのみこと)が祀られています。ちなみに、本殿には〈伊勢神宮〉の宮川の霊石が御神体として納められているのだとか。

月読尊と須佐之男尊をイメージした絵馬も。
左から「波絵馬」「月絵馬」。

実はこの三柱の神様は兄弟なのです!古事記では「国生み」をした伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が黄泉の国の穢れを清めた時に生まれたと伝えられており、最も貴い神「三貴子(さんきし)」ともいわれています。天照大御神は太陽、月読尊は月、須佐之男尊は海原を司るとされていますよ。

日本唯一の「八難除け」とは

御神木の夫婦けやき。

実はパワフルな厄祓いのお社でもある〈阿佐ヶ谷神明宮〉。日本唯一の「八難除け」が行われていることでも知られています。八難除けとはいわゆる厄年から方位や家相、人間関係など身に降りかかる様々な厄災を祓ってくれる特別な祈祷。何をやってもどうにもうまくいかないときや、自分を取り巻く環境をリセットしたいというときにもおすすめです。

神様とのご縁を紡ぐ「神むすび(かんむすび)」

七夕限定の「神むすび雅 天の川」。
〈伊勢神宮〉の鳥居が撤下された記念に作られた「虹鳥居」も人気。

参拝客の多くが目を奪われていたのが「神むすび」。〈阿佐ヶ谷神明宮〉オリジナルのレースブレスレットの御守りで、運気アップのご利益があります。
御祭神を象徴するモチーフや季節限定のデザインなど。種類も豊富。御守りをもっと身近にとの想いからデザインされ、ブレスレットやバッグに取り付けて持ち歩くことができます。

月読尊の神むすび。満月の陰影も刺繍で表現されていてびっくり!

私は今回、月読尊のデザインを。月の満ち欠けから再生を表現したチャームは、繊細な作りと綺麗な色合いに感動!最終奉製は神職のみなさんが行っているとのことで、まさに神様とのご縁を紡いでくれる素敵な御守りですね。

今回は〈阿佐ヶ谷神明宮〉をご紹介しました。いつ参拝しても心地よい空気を感じるお社は、心まですうっと爽やかな風が吹き渡るよう。ぜひリフレッシュしに訪れてみてはいかがでしょうか。

阿佐ヶ谷神明宮 阿佐ヶ谷

住所:東京都杉並区阿佐谷北1-25-5
TEL:03-3330-4824
参拝時間:9:00~17:00(社務所)

ファッションや美容など幅広い方面で活躍するモデルでありながら、神社検定1級を持つ神社好き。神社の話題は、インスタグラム@marikozaemonでも。

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