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登山の業界用語「トカゲ」「武器」ってどんな意味?

  • 2023.7.31
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登山の醍醐味として、自然豊かな植物や山岳の景色や、山で食べる食事“山メシ”や“山ごはん”などがあり、業界用語も存在します。爬虫ではなく、登山者のある光景を表す「トカゲ」や、山で食べる食事の際に準備する「武器」とは、一体どんな業界用語なのでしょうか?

■「トカゲ」も「一本」も休憩の意味

「トカゲ」は登山者が山中の岩場で横になり、長時間の休憩を取ることさします。

温かい岩場で日向ぼっこをしている姿が「トカゲ」とよく似ていることから、呼ばれるようになったといわれています。

同じく休憩を表す言葉に「一本」がありますが、こちらは立ったままの短い休憩をさしています。

登山者の荷物は重たいため、降ろしたり背負ったりするのも重労働です。そこで、背負っている荷物の下に登山用の杖をあてがって、立って休むそうですが、その1本の杖が由来となっています。

■「武器」は食事に関連する道具全般

「武器」は、箸、スプーン、フォーク、ナイフなどのカトラリー類のことをいいます。中でも箸だけを指して、「和武器」といわれることもあります。

広くは、トングやお玉などの調理道具や皿やコップなどの食器全般を含む場合もあります。

語源は、大学山岳部の山での食事風景がまるで戦場のように凄まじい光景であることを例えた説やロシア語でフォークを“ビューキ”というため、その発音が「ブキ」に変化したなどの諸説があるようです。

文/編集・dメニューマネー編集部

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