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マンチェスター・シティ、日韓ツアーで最低2000万ドルの収益を記録…アジアで証明した世界的人気

  • 2023.7.31

マンチェスター・シティが日韓ツアーを通じて莫大な収益をあげた。

マンチェスター・Cは7月20日から30日までの11日間、プレシーズンツアーとして日本と韓国を訪問した。

20日に東京に到着したマンチェスター・Cは、国立競技場で23日に横浜F・マリノス(5-3で勝利)、26日にバイエルン・ミュンヘン(2-1で勝利)と対戦。その後、韓国のソウルワールドカップ競技場で30日にアトレティコ・マドリードと対戦し、1-2で敗れた。

イギリスメディア『デイリーメール』のジャック・ゴーハン記者が30日に報じたところによると、マンチェスター・Cは今回の日韓ツアーを通じて最低2000万ドル(日本円=約28億円)の収益をあげたという。

莫大な招待費を受け取り、新シーズンの準備をできたという2つの効果を同時に享受したわけだ。

マンチェスター・Cは日本と韓国でも屈指の人気を誇るクラブであることを証明した。

日本では毎試合、スカイブルーのユニホームを着たサッカーファンが会場を訪れ、エティハド・スタジアムのような雰囲気を演出した。

横浜FM戦は6万1618人、バイエルン戦は6万5049人の観客数を記録。ソウルで行われたアトレティコ戦も6万4185人を記録した。

マンチェスター・C対アトレティコは激しい暴雨のためキックオフ時間が遅れたが、それでも熱気に溢れた雰囲気のなか熱戦を繰り広げ、イギリスに戻ることになった。

ハーランド

マンチェスター・Cはマンチェスター・ユナイテッドやアーセナル、リバプール、チェルシーなど伝統的なビッグクラブと比べると歴史の浅いチームだ。2008年にUAEのオイルマネーが投入されて以降、本格的に優勝争いに加わるようになった。

“後発走者”であることは明らかだが、マンチェスター・Cはこの10年間、プレミアリーグで「最強」とも言える戦いぶりを見せてきた。

2011-2012シーズンから2022-2023シーズンまでの間に、プレミアリーグで7回も優勝トロフィーを掲げた。特に昨季はプレミアリーグ、FAカップ、そしてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の3大会を制し、トレブル(三冠)を達成した。

グアルディオラ監督

プレミアリーグの人気は世界中で上昇している。そのリーグで最も良い成績を収めているのだから、マンチェスター・Cの大衆的認知度と人気も同じく上昇する。

世界的な会計法人デロイトが今年1月に発表した資料によると、マンチェスター・Cは2021-2022シーズンだけでなんと7億3100万ユーロ(約1140億円)に達する商業収入を記録した。レアル・マドリードの7億1400万ユーロ(約1114億円)を抜いて収入1位を記録したのだ。

ノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(23)やベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネ(32)、イングランド代表MFジャック・グリーリッシュ(27)、イングランド代表MFフィル・フォーデン(23)など世界最高の選手を擁し、ジョゼップ・グアルディオラ監督がチームを率いてワールドクラスの名声と成果を同時に得ている。クラブの価値はとどまることなく上昇し続けている。

グリーリッシュ

たった11日間のツアーを通じて、アジアでの人気と可能性を再確認したマンチェスター・Cは、優れたマナーと情熱でも深い印象を残した。

日本はもちろん、韓国でも真剣に試合に臨み、ピッチ外では熱いファンサービスでアジアファンの心をつかんだ。マンチェスター・Cは30日、SNSを通じて「この地、そして世界最高のファン」とし、ソウルでの3日間に満足感を表していた。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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