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部長「低学歴な部下はいらねぇ」格下相手にパワハラを横行→ある事実が明らかになった結果?!

  • 2023.7.31

「パニー印刷」という印刷会社に勤める33歳のパニ子。この3年間は地方の支社で勤めており、今年の春に本社異動の辞令が出ました。引っ越しも済ませ、久しぶりの本社勤務に気合い十分でしたが……?

スカッと系人気YouTubeチャンネル「パニコレ」から、「本社に異動になった当日、部長「お前みたいな部下いらねぇよ!」⇒私「私がいつアンタの部下だと言った?」勘違い男の末路にw」を紹介します。

異動先の部長は難あり

33歳・会社員のパニ子は、本社異動が決まり管理部に配属されることになりました。印刷会社の管理部は、印刷物の設計、仕様の検証といった基本業務を始め、協力会社への発注、印刷物の品質チェックなど、重要な仕事が多い部署。本社の重要部署での勤務となり、パニ子は気合い十分です。

異動初日、パニ子が部署のメンバーに挨拶をすると「君かあ、地方から戻ってきた社員は」と見下すような態度を取ってくる人物がいました。それは「ナリタ部長」。彼は時代錯誤したクセ強男と有名でした。

初日から飲み会参加を強制し、パニ子がお酒が一滴も飲めないと正直伝えても「そんなの関係ない!飲みにケーションだ!」と言い放ちます。圧の強いナリタ部長にパニ子が辟易していると、同じタイミングで本社異動となった「ノガミ次長」がかばってくれて、飲み会には行かずに済んだのですが……。

パワハラ全開の部長にイライラ

翌日、デスクワークをしているパニ子のもとにナリタ部長が大量の書類を持ってやってきました。そして「君、大学は出たのかい?」と聞きます。パニ子が「いえ、高卒です」と答えると、「高卒の分際で部長の飲み会を断ったのか、低学歴は一生コピーでも取ってろ」と吐き捨てたのです。

さらに、「飲み会を断るような世間知らずには、それなりの教育が必要だな」と不穏なひと言を告げ、その場を後にしたナリタ部長。どうやら飲み会を断ったパニ子を、冷遇する気でいるようです。

警戒したパニ子がナリタ部長の行動を観察すると、彼は自分の仕事をほかの社員にたびたび押し付けていました。さらに、「部下なら上司の命令に従って当然だろ」と横柄な態度をとっており、その理不尽さにパニ子は怒りが込み上げます。

一方で、パニ子を守ってくれたノガミ次長は高圧的なナリタ部長を懸命になだめます。ほかの社員に対しても、笑顔で声をかけフォローするノガミ次長は部下たちから慕われていました。

いびり続ける部長に怒り心頭

それから1週間後。パニ子がもいつも通りデスクワークをしていると、ナリタ部長が「パニ子くん、のど渇いたんだけど~気付かなかった? さっきからずっと待っているんだけど」と嫌味なひと言が。

さすがに頭にきたパニ子が、「はい? 私にお茶を持って来いと?」と反論。けれども、ナリタ部長はまったくうろたえず、「さっさと頼むよ。まったく察しが悪いなぁ」と言い放ちます。

お茶くみまでさせようとするナリタ部長にしびれを切らせたパニ子は、ぴしゃりとこう言いました。「喉が渇いたならお茶はご自身でいれたらどうですか? 私も忙しいので、飲みたいならどうぞご自由に」。すると、イライラしたナリタ部長が「上司に向かっていい加減にしろよ? お前みたいな使えない部下なんていらねえよ」と怒鳴りますが……?

まさかの事実が明らかになり…?

怒りをぶちまけるナリタ部長に対し、パニ子は冷静にこう言います。「いつ私があなたの部下だと言いました? 私、あなたの上司なんだけど」と。これを聞いたナリタ部長は、きょとんとしています。

実はパニ子、社長の意向でこの春から専務に就任する予定でした。しかしナリタ部長は、パニ子が地方の支社から戻ってきたという情報だけを聞き、格下だと判断していました。その場にいたほかの社員もこれにはびっくり。

まだ信じられない様子のナリタ部長に「じゃあ本人に確認してみましょうか?」と社長に電話するパニ子。「もしもし? あ、お父さん?」……なんと、パニー印刷の社長はパニ子の父親でした。パニ子を次期後継者と考えている社長は、パニ子に現場を学ばせるために管理部への配属していました。

パワハラ部長の残念な末路

この事実を知った瞬間、真っ青になるナリタ部長。すぐさま「い……いやあ、パニ子専務。ご栄転おめでとうございま…」と手のひらを反しますが……。

けれども、時すでに遅し。パニ子へのひどい言動だけでなく、日常的におこなっていた部下に対するパワハラの数々は、パニ子を通してすべて社長に伝わっていました。パニ子が管理部に配属となったのには、前々からパワハラの噂があったナリタ部長の勤務態度を調査する目的もあったのです。

これまで上がってきた報告通りの勤務態度だったナリタ部長。さらに、彼には部下を無理やり飲み会に来させ、お金を無心していたと事実もありました。数々の悪事がバレ、ナリタ部長は解雇に。その後、妻からも離婚告げられ、再就職もうまくいかず途方に暮れているそうです。

ナリタ部長が去った後、ノガミ次長が部長を引き継ぐこととなり、管理部はとてもいい雰囲気になったのだとか。その様子を見届けたパニ子は、いよいよ専務として社長を支える業務を開始したのでした。


学歴だけで人を判断し、見下してきたナリタ部長。ほかにも上司という立場を盾に、部下に対してひどいおこないをしてきました。一方で、誰に対してもフラットで人望があったノガミ次長。2人の運命は大きく変わっていきました。ナリタ部長には、誠実であることがいかに大切か、この一件で気づいてほしいですね。

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著者:ライター パニコレ

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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