「50万円が無い！！」【こっそり会費を横領したママ友】→ バレないと思いきや？

平凡な毎日を送る主婦のAさん。ある日、息子の通うサッカークラブから緊急で会議を行うと連絡がきました。なんとクラブの会費を横領する事件が起きたとのこと。横領ママはAさんと同じく平凡な暮らしを送っていたはずですが、すべてを失うことに……。いったい何が起きたのか早速みていきましょう。

Aさんは息子の通うサッカークラブからお知らせを受け取っていました。それは「緊急会議のお知らせ」です。可能な限り参加してほしいことが書かれており、Aさんも参加することに。

サッカークラブとはいっても運営は保護者で行うような小さな規模のものです。ですが、大きなサッカークラブが遠方にしかないこの地域では、多くの子どもが通っておりたくさんの保護者が会議には集まりました。

緊急の会議の議題は会費横領事件が起きたというものでした。横領した人物の名前は伏せられていましたが、会計担当をやっていた人ということは会議で発表されていたので特定は簡単です。

会費横領は2年前から行われており、50万円が不正に使われていたとのことでした。会費は既に全額補填されたため、警察への通報はなしでいいかとの問いがあり、Aさんは賛成。他の人もほとんど挙手をし、警察へ通報はなされないことになりました。

後は、今後二度と同じことが起きないようにする対策についての話し合いが持たれ、緊急の会議はお開きに。

会費横領の話はあの会議の場だけで収まるはずがありません。翌日には個人を特定した形で、町中に噂が広まっていました。

横領ママの旦那さんはお金を補填したから大丈夫と思っていたようですが、想定以上の騒ぎになってしまったため横領ママを追い出す形で即離婚を決意。

横領ママは結局、事件後姿を見せることなく離婚し子どもを置いて町を出ることになったそうです。一瞬得た50万円のお金と引き換えに、幸せな暮らしと家庭を失うことになった横領ママが、今どこで何をしているかは誰も知りません。

どうして横領をしてしまったのかは想像でしかありませんが、きっと魔が差してしまったのでしょう。しかし、その行動がバレてしまったときに、どんな事態になってしまうかまでは想像できなかったようです。

Aさんは今でも横領ママの息子さんを見かけると切ない気持ちにさせられるそうです。悪いことはいつかはバレてしまうもの。胸を張って子どもに説明できないことはやめておきましょう。すべてを失ってから気がついても遅いのです。

ftnコラムニスト:安藤こげ茶