「妻が料理をするのは当たり前」と思っていたのは…？飲み会好きな夫と料理嫌いな妻のすれ違いを描く漫画作品

料理作りは妻の仕事と決まっている訳ではありません。特に子育て中は手が回らなくて当たり前なのですから、できる人ができる家事をするべきですよね。そのためには互いの状況を思いやる気持ちが大切なのです。今回ご紹介する作品は、たままま(@decoboco.tama)さんの体験談です。毎日のご飯作り問題をきっかけに、夫婦が互いに心地よく過ごせる方法を考えるお話です。『もう2度と料理しないと心に決めた日』をご紹介します。ダイジェスト版でどうぞごらんください。

夫婦で家事の分担！妻の仕事復帰に向けて動き出す

この物語の主人公たまままさんの家庭では、これまで当たり前のように妻が料理をしてきました。しかし、夫の生活リズムがコロコロと変わるので、夫婦の話し合いの末にご飯を作るのをやめることにしました。

次なる課題は夫婦の家事の分担です。妻の職場復帰に向けて、どちらかに負担が偏らないよう少しずつ生活スタイルを変えていく必要があるのです。これは出産を境にすれ違っていた夫婦が、生活を見つめなおすことに。

夫の進化と妻の変化。夫婦の新しい生活スタイルとは

これまで料理は一切しなかった夫が、土日のどちらかはご飯を作ってくれるようになりました。冷蔵庫の中身をチェックしたり、スーパーで買うべきものを選んだりと主体的に考えられるほど進化したのです。

一方「料理をしなくては」という義務感から解放された妻は気持ちがラクになり、ご飯を作る負担をあまり感じなくなりました。気持ちに余裕ができたことで、家族ではなく自分のために料理をするようにもなりました。自分の中のハードルを少し下げるだけで感じ方が大きく変わるのですね。

家族ごとに理想の生活スタイルは異なりますが、夫婦が思いやりを持って話し合うことが大切です。

私はこんなに頑張っているのに！自分にかけていた呪い

食事は身体を作るので、毎日の料理を任されるとプレッシャーを感じてしまいますよね。栄養バランスやタイミングを考えるのも大変な作業です。頑張り屋の人ほど「完璧な妻」を目指して、自分自身を苦しめてしまうのです。

その重たい義務感を背負いながら過ごしていると、夫の身勝手な行動が余計に腹立たしく感じるのかもしれません。子どもの成長と共に生活も変わるので、ストレスをため込み過ぎず定期的に夫婦で話し合うことが大切です。子育て中の家事の大変さや妻の気持ちの変化をありのままに描いた作品です。

著者：chochiro629