【西荻窪】創業85年！お茶と海苔の清風園

地域特派員のよだまゆこです。 今回は西荻窪駅北口を出てすぐのところにある清風園をご紹介します。 暑い夏にピッタリの飲み物を見つけました。

地域に根づいたお茶と海苔の専門店

清風園は昭和13年に静岡茶と海苔の専門店としてオープン。この夏、創業85周年を迎えました。

現在は、日本茶と海苔はもちろん、コーヒーや茶器、お茶受けのお菓子なども充実の品揃え。ひとつひとつこだわって選んでいらっしゃるそう。

お家での寛ぎのひとときや、ご進物にピッタリの一品が見つけられそうです。

茶師九段のいるお店

今回お話を伺った三代目は「茶師九段」。日本茶のプロフェッショナルです。 「茶師」とは、茶葉の特徴を見極め、選定し、ブレンドを行うお仕事。 日本茶の味は「香り」「甘み」「渋み」で構成されていて、このバランスと「色」を考えながらブレンドをされるそうです。また、茶葉の特性を活かすために産地は混ぜないのがこだわりだと教えていただきました。 こちらは今年の春の新茶の時期に作成されたというお茶のカタログ。（記載されているのは2023年3月1日の時点の税込価格になります）

さすが専門店。圧巻のライナップで迷ってしまいそうです。そんな時に、「優しい甘み...」「スッキリした渋み...」など好みを伝えて相談できる茶師がいらっしゃるのは心強いですね。

自家焙煎のほうじ茶は猛暑にピッタリ

清風園では、週に数回、こちらの焙煎機を使って、ほうじ茶を焙煎していらっしゃいます。

少量ずつこまめに焙煎していらっしゃるので、いつも煎りたてのほうじ茶を購入することができるんです。 今回は、ティーパック15個がセットになった「特上ほうじ茶」907円を購入しました。

パッケージを開けた瞬間に、とても良い香りに癒されました。 ティーパックにには、茶葉がたっぷり7g入っています。

これを水出し淹れてみます。

水500ml〜1000mlにティーパック1個を入れ、冷蔵庫で3時間ほど置くと完成。 今回は、無印良品のガラスピッチャーに800mlの水の入れています。

いただいてみると...美味しい！香りも味もしっかり出ています。簡単に作れるところも嬉しいポイントです。 しかも、緑茶と比較すると低カフェインなので利尿効果が抑えられ、熱中症対策にも適した飲み物だそう。 さらに、清風園のほうじ茶は、時間が経っても味や香りが落ちることがなく美味しく飲めるので、マイボトルに入れる飲み物としても最適でした。 ほうじ茶は温かいお茶というイメージが強かったのですが、水出しで淹れる冷たいほうじ茶が、我が家では夏の新定番になりそうです。

清風園 アクセス：JR西荻窪駅徒歩1分 住所：東京都杉並区西荻北3-19-3ベルフォート西荻駅前103 電話：03-3390-1384 営業時間：9:00〜20:00 定休日：無休(ホームページをご確認ください) http://seifu-en.shop/