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世界一有名なペンギン「ピングー展」愛媛県歴史文化博物館@西予市

  • 2023.7.30

こんにちは、Nの人ことNatuorhythmです。

誰もが一度は見たことのあるペンギンといえば「ピングー」!

クレイ人形ならではのあたたかみのあるフォルムに、ユーモアのあるアニメーションで、世界的な人気を誇っていますよね。

そんなピングーも、2020年で40周年! 愛媛県西予市の愛媛県歴史文化博物館(歴博)では、40周年『ピングー展』が開催中です!

40周年『ピングー展』
出典:リビングえひめWeb

ピングー展では、実際に使われたクレイ人形をはじめ、当時の資料・ジオラマ・フィルム・日本初公開の原画や絵コンテ等、ピングー制作に関わる貴重な資料約400点が展示されていました。

愛媛は40周年『ピングー展』のラスト開催地なので、この機会にぜひ足を運んでみてください。

5分間のストップモーション・アニメーション
出典:リビングえひめWeb

世界155以上の国と地域で放送されている、アニメピングーは、実はスイス生まれ。

南極に住んでいる小さなペンギンの男の子、ピングーとその家族や友だちとの心のふれあいを描いた、なんだかホッとする5分間のアニメです。

ピングーのクレイ人形
出典:リビングえひめWeb

油粘土で作られるピングーの製作時間は、アニメ1話につき約8週間かかったそうです。

ピングーの映像は、1コマごとに少しずつ動かして撮影する「コマ撮り」という技法で作られているので、3秒分しか撮影できなかった日もあったとか。

今回の企画展では、実際に使われていた貴重なクレイ人形も展示されています。

3Dなので、後ろから見たり、横から見たりできるのが嬉しいですね。 ぜひ、色々な角度から観てみてください。

ちなみに、クレイ人形1体の製作時間は、5〜6時間ほどだったそうです!

ピングーの謎
出典:リビングえひめWeb

アニメの中で、ピングー達は「謎の言語」のピングー語を話しています。 言葉としては、ハッキリとはわからないけれど、状況やピングー達の仕草などから、なんとなくわかる気がする…不思議な言葉です。

その『ピングー語』をアフレコしていたのは、たった一人の声優さんでした。 この企画展では、一人で何人もの声を使い分ける声優さんの、貴重な声入れ動画を公開しています。

個人的には、一番!刺激的だった展示です。 全身を使って、キャラクターになりきって演じているのがよく分かる、勉強になる動画でした。 一人で声色を使い分けるカルロ・ボノーミ氏、素晴らしい!!

著者のお気に入り「Art Piece」コーナー
出典:リビングえひめWeb

今回のピングー展では「Birth」、「Clay」、「Studio」、「Art Piece」、「3DCG」のコーナーに分かれて展示されています。

著者のお気に入りの「Art Piece」コーナーでは主に、躍動感あふれるシーンを表現するための人形が時系列に並べて展示されています。

ほんの一瞬に見えるシーンですが、ピングーたちの動きを表すために、たくさんのクレイ人形が使われているのが分かりますね!

手の動きやくちばしの形など、隣のクレイ人形との違いを探してみてください。

見どころ満載のピングー展
出典:リビングえひめWeb

ピングー展をじっくり見ていると、ピングーの作者であるスイスのアニメーション作家「オットマー・グッドマン」氏と、オットマー氏から情熱を引き継いだ日本人アニメーター「甲藤征史」さんのこだわりをみることができます。

人の手によって作り出されるモノの、優しさや感動といった感情が、どこから生まれてくるのか… そういった、文字にすることのできない部分の奥底の部分が、今回の展示で分かるかもしれません。

写真が好きな方は、フォトスポットもたくさんあるので、腕が鳴りますよ! 開催は9月3日まで。ぜひ、足を運んでみてくださいね!

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