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韓国「受験の神」が贈る、人生変わる勉強バイブル。読めば勉強したくなる。

  • 2023.7.30
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受験戦争が過熱する韓国。先ごろ、ユン(尹)大統領が、大学入試で学校教育の範囲を超えた難問を出さないように指示したことで物議をかもした。塾代など教育費の負担が深刻になっていることなどが理由とされるが、貧困家庭で育ち、お金がなくても最難関・ソウル大学に首席合格を果たした人物がいる。「受験の神」と呼ばれるチャン・スンスさんだ。大学卒業後、2003年に司法試験に合格し、現在は弁護士をしている。

そんなチャンさんが、生い立ちからソウル大学に合格するまでをつづった書籍は多くの人の共感を呼び、韓国で70万部を突破。このたび邦訳版『勉強が一番、簡単でした』(ダイアモンド社)が刊行された。

貧しい家庭に育ったチャンさんは早くに父親を亡くし、高校卒業後は工事現場の日雇い労働者などの職業を転々とした。20歳で大学進学を決意し、高校時代の低い内申点に足を取られながらも、仕事の合間に編み出した独自の勉強法でソウル大学に主席合格する。

不遇な環境の中、勉強の力で人生を切り拓いたチャンさん。今まさに受験生の方も、社会人で勉強をやり直したい方も、今から遅いなんてことはない。読んだら勉強したくなる、「勉強で人生を変えたい」人のためのノンフィクション作品だ。

本書の目次は以下の通り。

プロローグ
生まれて初めて1番になってわかったこと
何の取り柄もない私が手に入れた潜在力

1 勉強が一番、簡単でした
知識が2倍になると、暮らしは3倍楽しくなる
意識を集中させる画期的な方法
成績は勉強量に正比例して上がらない ほか

2 なぜ、劣等生だった私がソウル大学にトップで合格できたのか?
勉強は人生の流れを変えるための、私自身が選んだ最後の道
真っ白な紙が墨を吸うように勉強にのめり込む
無情にも突き付けられた不合格の知らせ
工事現場で聞いた首席合格のニュース ほか

3 限界を味わうたびに私は成長した
ソウル大学にこだわった理由
誰かができることは誰でもできる
私たちが夢見る世界 ほか

4 ソウル大式学習攻略法
国語攻略法
英語攻略法
数学攻略法
勉強の第一歩は知的好奇心から ほか

エピローグ
人間には自分が望むことを可能にする力がある

■チャン・スンスさんプロフィール
1971年生まれ。貧しい家庭環境で大学進学を早くに放棄し、飲み屋とビリヤード場に入り浸り、喧嘩に明け暮れる高校時代を過ごした。喧嘩にも酒にもバイクにも飽き飽きした20歳のとき、勉学への情熱が熱病のように燃え上がった。父親を早くに亡くし、一家の大黒柱として働きながら、遅ればせながら大学受験を決意する。パワーショベル助手、ゲームセンター店員、プロパンガスとおしぼりの配達員、タクシー運転手、工事現場の日雇い労働者などの職業を転々としながら、数年にわたり高麗大学政治外交学科、ソウル大学政治学科、同法学科などを受験したが、高校時代の低い内申点に足を取られてすべて失敗。それでも大学進学の夢を諦めることなく、仕事の合間を縫って独自の勉強法を編み出し、ついにソウル大学に首席合格。その体験を綴った本書『勉強が一番、簡単でした』が70万部のベストセラーとなり、一躍「受験の神」として全国に名が知られる。ソウル大学法学科を卒業後、2003年に司法試験に合格し、現在は弁護士。

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