冬の軽井沢で焼きたてベーカリーを。凛とした空気の中でゆったりと欧風料理をいただきます

高原のリゾート軽井沢。夏にはアクティブに動いていた避暑客も、今は落ち着きを取り戻し、凛とした空気の中、ゆったりと静かな時間を過ごしに訪れます。気持ちをほっと和ませてくれるベーカリー＆レストランでのんびり過ごしてみませんか？

JR軽井沢駅から車で約5分。旧軽井沢のロータリーからすぐのところに、「ベーカリー＆レストラン沢村旧軽井沢」があります。ガラス張りのお店に入っていくと、店内には焼きたてパンのいい香りが漂います。

ここではハード系の食事パンから菓子パンまでさまざまなパンを製造販売。パンの個性に応じて約20種の粉を使い分ているそう。

たとえば「軽井沢カンパーニュ」は5種類の小麦を独自にブレンドし、3種類の天然酵母を織り交ぜた味わい深いパン。バゲットは、低温で長時間発酵させることでその旨味を最大限に引き出した定番商品です。

併設のレストランでは、信州野菜を積極的に取り入れた欧風料理のメニューが充実しています。

女性に人気の一皿は、「やわらか鶏胸肉のカツレツタルタルと野菜のビネグレットソース」。衣はパリッとしていて、ひと口頬張ると、胸肉とは思えないほどジューシー。ランチタイムは自慢のパンの食べ放題とサラダが付くのもうれしいところです。

また、ランチのみ登場する「ベーカーズピッツァ」は、トッピングを包み込んだカルツォーネスタイル。オリジナルの配合でブレンドした小麦のバランスは、ベーカリーだからこそなせる技。中からトロ～っと溶け出すチーズを、フーフーしながら食べれば幸せ気分に。

ドリンクには、ソムリエが選りすぐった世界中のワインが揃います。今注目の信州産のワインは、あえて小規模な生産者のものを仕入れており、こちらもぜひ試してみたい一品です（グラスで864円～）。

寒い季節には、ホットワイン（864円）もおすすめ。冷えた手を温めるようにワイングラスをてのひらで包み、シナモンとオレンジの豊かな香りを楽しみましょう。

心も体もぽかぽかのひととき、パンの香りとともに過ごしてみませんか。