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ポリフェノールが豊富! 捨てられてしまうコーヒーの果実「コーヒーチェリー」を使用したドリンクがおいしい #Omezaトーク

  • 2023.7.30
コーヒーチェリーホワイトラテとimperfect店内のコーヒーの木

2019年7月にオープンした『imperfect(インパーフェクト)表参道』。提供するドリンクやチョコレート、ナッツがおいしいことはもちろん、お店のコンセプトや取り組みも共感でき、「また、行きたい」と思えるカフェです。今回は、捨てられてしまうコーヒーの果実「コーヒーチェリー」を使用したメニューが新登場したとかで数年ぶりに行ってきました。 どんなドリンクなのでしょう。

『imperfect(インパーフェクト)表参道』は、表参道ヒルズ同潤館1階にあるウェルフードマーケット&カフェ。店内にはナッツ、スパイス、チョコレートなどの素材を掛け合わせた独自のメニューがたくさん置いてあります。

imperfect店内のコーヒーの木

中央のイートインスペースには、コーヒー豆の木があって癒されます。

コーヒー豆が埋められた壁

コーヒー豆が埋め込まれている壁もあります。

imperfect新メニューのポスター

今回私が気になっているのは、捨てられてしまうコーヒーの果実「コーヒーチェリー」を使用したドリンクです。

コーヒーの木には「コーヒーチェリー」と呼ばれる赤い果実が実り、この果実の種子の部分が焙煎されてコーヒー豆になります。一方で果皮や果肉の部分(カスカラと呼ぶ)は、コーヒー豆の精製過程で廃棄物として捨てられてしまうそうなのです。その量は概算でおよそ毎年2,000万トン以上(東京ドーム約21杯分)ともいわれています。

ものすごく大量なのですが、この廃棄されている「コーヒーチェリー」の果皮・果実には、ポリフェノールやカリウムなど抗酸化作用が高い栄養素を豊富に含んでおり、海外を中心にスーパーフードとして注目されているそうです。

乾燥したカスカラを口にすると、ローズヒップのような甘酸っぱさがあり、アセロラをイメージしました。

imperfect店内のコーヒーチェリーを使用したメニュー表

imperfectでは、こうした「コーヒーチェリー」が捨てられてしまうのは“もったいない”と、コーヒーの新たな楽しみ方として、新メニューを提供しています。

カフェでは、夏季限定ドリンクもありますが、定番は「コーヒーチェリーティー」と「コーヒーチェリートニック」(600円税込)、そして7月1日に新メニューとして「コーヒーチェリーホワイトラテ」(750円税込)が登場。

コーヒーチェリーホワイトラテ

「コーヒーチェリーホワイトラテ」は、ホワイトラテの中にコーヒーチェリーのカスカラ(赤い果皮・果肉)のシロップが入っています。シロップは店舗で作るimperfectオリジナルのシロップです。コーヒーチェリーのフルーティな酸味と、濃厚なホワイトチョコレートの甘さがマッチしたやわらかい味わいのラテです。ふんわりミルククリームとドライコーヒーチェリーがトッピングされて見た目も華やか。

甘すぎず、とてもおいしいです。私はホットでいただきましたが、コールドもあります。

imperfect外観

最後に…

imperfect表参道では、世界の食と農業をとり巻く社会課題に関わる3つのプロジェクト“環境”、“教育”、“平等”を提示していて、お店に来たお客さんにも参加してもらえるような企画を提供しています。

参加の方法は、3つのプロジェクトの中からひとつを選び、商品購入時にレジで受けとる投票チップを店内奥にあるボックスに投票するというものです。いちばん多く票が入ったプロジェクトに対して売り上げの一部を活用して、プロジェクトが実行されます。

同じようにコーヒー1杯、ナッツやチョコレートを購入するなら、こういった活動をされているカフェやショップで農家さんの食を味わいたいです。

【店舗情報】
Well Food Market & Cafe imperfect表参道
東京都渋谷区神宮前四丁目12-10 表参道ヒルズ同潤館1F
03-6721-0766/11:00~20:00

(編集 マチ)

Omezaトークとは…
FYTTE編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。

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