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車で通勤していたら突然【動悸】が…!病院を受診して判明した疾患とは

  • 2023.7.30

仕事や家事などで忙しいと、体の変化に気づきにくいことも。 ただ、「いつもと違う」「不調が続いている」など気になる症状があれば早めに対処することで、心身の負担が軽減されるかもしれません。 そこで今回は、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。

Tさんの場合……

数年前、職場へ向かうためマイカー通勤している時に、急に動悸がして、意識が遠のくような感覚に襲われました。 その日は一日中動悸が治まらず、我慢して仕事へ。 次の日には落ち着きましたが、また通勤中に同じ症状が出て、それも頻繁に起こるようになり、仕事に行くことも車を運転することも怖くなってしまい、仕事をしばらく休みました。 はじめは動悸がしたので内科に行きましたが、検査の結果は異常なし。 おそらく、内科ではなく精神的なものだと思い、精神科を受診すると、「パニック障害」でした。 運転中に発作が起きたので、運転することも辛いし、それどころか出かけることも怖くなりました。 出先でパニック発作が出たら……と予期不安にもなっていて、ずっと辛かったです。

どんな治療を受けましたか?

安定剤を処方されました。 また、鬱状態にもなっているかもしれないとの判断でパニック障害の薬と、頓服と睡眠導入剤も処方されました。 そのひとつが自分に合わなかったので、違う薬を処方され2年程通院。 少しずつ落ち着いてきたので、通院するのをやめましたが、またパニック発作が起きたのと、激しい胃痛で別のクリニックへ。 すると、以前服用していた薬は自分に合ってないものだったらしく、今はパニック発作を抑える薬を処方され服用しています。 時々、発作はありますが以前より軽い程度です。

伝えたいことは?

パニック発作は、きちんと治療すれば治る方もいますし、寛解することもあります。 信頼できる医師のもとで、自分に合う薬を処方してもらい、焦らず生活してほしいです。

違和感があるときは早めに専門家へ

皆さんも、違和感を覚えたときは早めに専門家へ受診してみてくださいね。 今回は「疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。

監修医:新見正則医院院長、新見正則

1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。 2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。 2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。 現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。 新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。 最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。 下記も好評発売中。 「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」

※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。 必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 (MOREDOOR編集部)

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