三吉彩花を、ラブ・ミー・ドゥが占う。

持って生まれたこの顔、この身体。“私”というギフトを理解し、受け入れ、最大限輝く方法を見つけることが、新たな未来を切り拓く。三吉彩花の運命と自分との向き合い方を、ラブ・ミー・ドゥが占いで読む。

ドレス￥517,000/チカキサダ(エドストロームオフィス）中に着たボディスーツ/スタイリスト私物ピアス/本人私物

陶器のような美しい肌、知性が漂う印象的な顔立ち。俳優、モデルとして活躍を続ける三吉彩花は、どのようなアイデンティティを持ち、この先どんな未来が広がっているのだろうか。西洋占星術、人相術、風水を使って、さまざまな角度からその人自身を見つめるラブ・ミー・ドゥによる分析で、より深く彼女を理解する。

――ラブ・ミー・ドゥさんと三吉さんは今回が初対面。第一印象からどんなことを読み解きましたか？

人相術的な見方をすると、顔は目から上、鼻、口元の3つのエリアに分けられ、それぞれが“思考”“感情”“運動”を示します。三吉さんの場合は、美しい鼻筋の通った中間の“感情”エリアが比較的広く、また、唇から顎にかけての“運動”エリアが印象的です。これは“感情”の充実、ご自身の気持ちや直感を大事にされているということと、“運動”つまりフットワークの軽さやコミュニケーション能力の高さを表しています。左眉の上、遷移宮と呼ばれる位置には小さなほくろもあり、これは旅行や引っ越しを暗示するものです。持ち前のコミュ力で海外へ目を向けるのもいいでしょう。一方で“感情”エリアの充実によって、三吉さんを感情的にさせる人を招きやすい傾向も。ご自身は冷静でいたいと思っているのに、真逆の人が寄ってきたり、巻き込まれたり。そういった状況を俯瞰で見つめられると、さまざまな心の葛藤も取り除かれるでしょう。いずれにしても、三吉さんはご自身のホームが充実することで最も力を発揮できるタイプ。心を許せるチームや居場所を大切にすることで、運気も上昇します。

――生年月日から星まわりをみる西洋占星術の観点からはどうですか？三吉さんは6月18日に27歳の誕生日を迎えたばかりの双子座ですね。

端的に言うと、双子座は来年12年に一度の大幸運期なんです。今年の間にいろんな縁ができて、それが来年に入って実るイメージ。その縁を呼び込むためには、いまのうちにいろんなことを整理すること。それはモノも人間関係もすべて。必然的に断捨離する引っ越しも今年おすすめです。ただ、やっぱり捨てられない、切れないモノや人は当然あると思います。そこを思い切ることで、この決断がこれからの人生にも大きく反映されて、ワンランク上の戦略が練っていけるようになります。結局、細かいところを修正できると、性格も変わってきて、それが人生を変えていきます。

顔の左半分は社会的な面を表し、右半分は内面を映し出す。

――「なんだかとっても刺さります……」（三吉）とのコメント。2024年は幸運期ということですが、星まわりから三吉さんの内面や対人関係はどのように映っていますか。

三吉さんの場合、内面を表す星座は蟹座、第一印象を表す星座は射手座なんですね。周囲からはフレンドリーに見えていますが、内面が蟹座なので実は自分のテリトリーを大事にしていて、心をオープンにしている相手はごくわずか。そうやって人との距離感やバランスを保つことは、三吉さんにとってすごくいいと思います。これは人相術の話になりますが、三吉さんの顔は限りなく左右対称ですよね。人相術では、右が内面、左が社会に向ける顔を表していて、そこが対称な人というのは“バランスを良くしていたい”という気持ちが常にあるタイプなんです。だから最適な距離を測りながら人と向き合っていくスタンスがいいと思います。ご自身が心を開きたい、打ち解けたいと直感的に思える人物が今後の人生においても必ず現れるはず。特にその機能は、意図せず知らない場に入った時に発動しやすくなります。

――仕事では、どんな未来が見えていますか？

第一印象の射手座というのは、海外を表す星でもあるんですね。日本の人からすると海外を感じるし、海外の人からも受け入れやすい存在というか。近い将来、海外での仕事もあるかもしれませんが、その時にはとにかく自信満々で堂々としていてください。というのも、三吉さんはアセンダントという周囲から見たその人の印象を指す場所に冥王星が入っています。これは“破壊と再生”を意味していて、生まれながらに人に与える影響力が備わっているということなんです。だから、どんなにすごいスーパースターがいても場にのまれずに、動じずに、堂々とした精神で突き進むと、周りもその空気に圧倒されて運も開いてくるはずです。ちなみに……直近ではもしかすると、テレビでのスペイン語講座のような外国語講座のお仕事が舞い込んでくるかも。

破壊と再生を示す冥王星を味方につけた存在。

――来年の幸運期以降にも、三吉さんの運気が切り替わるタイミングはありますか？

星まわりからすると三吉さんの場合は、来年の27歳と31歳、2029年の33歳ですね。ここがターニングポイントとなります。運というのは、何で使うかが重要で、それが唯一人間に与えられた自由なんです。仕事で使わなかったら、恋愛で使えるし、ご自身で使わなかったらご家族にきます。ファミリーポイントみたいな感じですね（笑）。特に女性の場合は仕事と恋愛がイコール、男性は人間関係、恋愛、お金がイコールになります。その運には器というものがあって、家族の中に器以上のものを使っちゃう人がいると、とんでもない反動がきちゃうんですよ。もし、その運の器を大きくしたいなら、性格を変えるか、球場のゴミを拾う大谷翔平さんみたいに徳を積むしかないですね（笑）。性格を変えるというとちょっと大袈裟ですが、自身の星を知っておくと日常での意識が少しずつ変わります。その積み重ねが新たな人生を切り開き、運の器も大きくなっていくと考えるのが良いのではないでしょうか。

三吉彩花／Ayaka Miyoshi1996年6月18日、埼玉県生まれ、双子座。ティーン時代からモデルとしてカリスマ的な人気を誇り、ドラマ、映画を中心に俳優としても活動。代表作は、Netflix「今際の国のアリス」（シーズン1、2）『Daughters』『犬鳴村』『ダンスウィズミー』など。日本のみならず中華圏でも活動しており、中国のSNS「Weibo」のフォロワーは49万人にのぼる。Love Me Do／ラブ・ミー・ドゥさまざまな占術の知識を持ち、「ヒルナンデス!」（日本テレビ系）の鼻占い金運診断、「日向坂で会いましょう」（テレビ東京系）の夢占いなど、ユニークな占いも担当。『「もしもし神様ですか?」幸運を呼び込みむ開運スマホ術』（リットーミュージック刊）など著書多数。https://lovemedo.site

●問い合わせ先：エドストロームオフィスtel：03-6427-5901

＊「フィガロジャポン」2023年8月号より抜粋