コストコ年会費4,840円がタダになる!? 会費を払わず買い物する裏ワザ5つ

物価高騰に歯止めがかからない昨今、食料品などを安く購入できるコストコは魅力的です。

会員制で年会費がかかるのが気になりますが、無料でコストコに入場できる方法はあるのでしょうか？

コストコには個人会員と法人会員があり、個人会員の年会費は一般のゴールドスター会員が税込4,840円、アッパークラスのエグゼクティブ・ゴールドスター会員が税込9,900円です。

エグゼクティブ・ゴールドスター会員には年間購入金額の最大2%にあたるリワード（ポイント）還元や、年4回以上実施される特別割引クーポン発行などの特典が付与されます。利用金額が大きい人にとっては、一般の2倍にあたる年会費でも元が取れそうです。

法人会員は税込4,235円と個人会員に比べ安価ですが、会員登録の際には会社証明書などの提示が必要です。

コストコの会員証は顔写真付きなので、会員カードを借りて入場することはできません。そこで、年会費がネックとなっている人のために無料で入場できる方法を紹介しましょう。

コストコ会員の同行者は2名まで無料入場が可能で、18歳未満の子どもは何名でも同伴できます。親しい友人や親族ならば、あらかじめ年会費を3人で分担しておくのも1つの方法といえます。

会員の同居者で18歳以上の1名は、無料で家族会員になれます（入会時に同居を証明する本人確認書類が必要）。会員と同様に2名までは同伴が可能です。

1日だけ体験入場できるワンデーパス(1日特別招待券)が、ムック本の「コストコLife」に付いていたり、コストコの新聞折込広告に添付されていたりすることがあります。

以前はネットオークションやフリマアプリなどでも売られていましたが、最近は発行枚数が少なく入手が困難。運よく入手できても、買い物金額には５％の上乗せ料金がかかります。

ふるさと納税の返礼品として、コストコの会員クーポンを発行している自治体もあります。

年会費が無料になりますが、その自治体にあるコストコ店舗でしか利用できず、その店舗で手続きしなくてはならない場合が多いので注意が必要です。

裏ワザになりますが、入会後に解約すると会費が戻ってくる「年会費の保証制度」を使う方法です。

入会後1年以内に、コストコに満足できなかった理由を伝えて退会すれば会費は全額戻り、実質無料となります。ただし、解約後1年以内は再入会できません。

以前は会員が購入すると非会員も入店して使える商品券や、サービスカウンターで提示すると1日招待券が発行される、非会員も使えるプリペイドカードなどもありましたが、いずれも現在は終了しています。

このようにコストコ年会費を無料にする方法はいくつかありますが、以前に比べると規約が厳しくなり、方法も限られてきたようです。

利用頻度が多いならば年会費を払うという選択肢も含め、上手にコストコを使っていきたいですね。

文・渡辺友絵
流通系業界紙編集部で取材や執筆、編集業務に長年従事し、ビジネス系著書なども発行。現在はライター・編集者として経済、小売、法律、金融などの記事を紙媒体やWEB媒体に執筆している。