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スーパーで、"仕事中にお喋りをする従業員"を注意した店長→なぜか客から“クレーム”が入ったワケ

  • 2024.3.27
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「油を売る」ということわざ、聞いたことがありますか?何となく意味はわかるけど、なぜ「油」なのか…?

油を売る

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スーパーの店員さんが仕事中にお喋りをしていました。見かねた店長が「油を売ってないで仕事仕事!!」と注意。素直に従ったように思えた店員さんたちですが、驚きの行動を取っていました。文字通りの「油を売るな」という指示だと受け取り、店頭の商品棚から油を下げてしまったのです!

…というのは、ことわざの「油を売る」を誤って解釈した例。店長が言いたかったのは、正確には「仕事をサボらないように!」ということですよね。

そもそもなぜ油なのかというと…。江戸時代の髪油を扱う商人が、お客さんにあれやこれやと世間話をして盛り上げながら油を売ろうとした、ということから転じたことわざのようです。もともとは商売テクニックだったのが、お喋りばかりが目立って揶揄されるようになったのかもしれませんね。

作画:青木ぼんろ(@aobonro

参照:『故事ことわざ・慣用句辞典』(三省堂)

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