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私「猫のおもちゃに相当金かけてるらしいな」→友人「うん!給与ほぼ猫ちゃんにいってる」忠告するも…“説得力”に欠けてしまったワケ

  • 2024.4.9
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ことわざの「猫に小判」はどんな時に使うでしょう?猫に貢ぐという意味ではない…!?

猫に小判

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「猫に小判」は、江戸時代に広まった「いろはがるた」に出てくる言葉。小判は当時のお金だから、猫にお金をあげるということ!?

今どきの猫ちゃんは大切な家族の一員…どころか、SNSでバズる人気アイドルだったりもします。おもちゃ、キャットタワー、キャットフードには高級品が増えつつありますが、江戸時代にそんな文化はありません。

つまり、当時の感覚では、高級なものなどわかるはずもない猫にお金を注ぎ込んでも意味がない。「価値のわからない人に高価なものをあげても意味がない」ということを例えているんですね。

しかし、現代の愛猫家にこのことわざを投げかけてもピンとこないかも…。言葉は、時代と共にニュアンスが変化するから面白いですね!いずれ、このことわざも違った意味で使われるようになるかもしれません。

作画:青木ぼんろ(@aobonro

参照:『故事ことわざ・慣用句辞典』(三省堂)

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