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「気持ち悪い…」つわりで苦しむ妻に対する、夫のありえない要求に絶望…<半分夫>

  • 2023.7.28

マチ子さんは妊娠をきっかけに夫のブン太と結婚しました。家事も生活費もきっちり「半分」にしたいブン太のこだわりは次第にエスカレートし、幸せだった生活が壊れ始めます。妊娠してから家だけでなく、会社でも居場所がないと感じていたマチ子さん。つわりに苦しむマチ子さんは同僚から厳しくあたられ、有休をとってしばらく会社を休むことに。しかし、有給日数は少なく、つわりのために休み続ければ欠勤扱いになってしまいます。そこで、マチ子さんは傷病手当を利用しようとますが、病院での検査結果に問題はなく、医師から診断書を書くことを断られました。

さんざんな1日だったのに…

その日の夜、ブン太は夕飯ができたと寝込むマチ子さんを無理やり起こします……。

私はできたての料理のにおいがつらく、あとで食べるからと部屋に戻ろうとしました。

すると夫から、「今日何の日か覚えてる?」と聞かれて……。

ブン太は毎月1日に渡す約束の生活費を、日付が変わる前に渡すようマチ子さんに催促します。マチ子さんは「今言うこと?」と思いますが「今日はそれどころじゃなくてごめん」と謝罪。

「毎月のことなのに忘れるって…何? 何で?」とブン太は、約束を忘れたマチ子さんに理由を問いただします。

マチ子さんは会社や病院であったことを思い返すも、話すことすらままならず、ブン太には「銀行に行く余裕がなかった」と伝えました。

「理由っていうよりは言い訳じゃない?」
ブン太は、さらにマチ子さんを追い詰めるような発言をしたのです。

目の前の妻が不調を訴えているのに、「なんで忘れたの」と理由を追求する夫。

約束を守れなかったことよりも、「約束を守る余裕がないほど具合が悪かったのかな」などと心配する気持ちはひとつもないのでしょうか。

マチ子さんの立場を思えば、家にいても心身ともに休まらないですね。嫌なことがあったとき、誰かに話を聞いてもらうだけでも救われるもの。マチ子さんが半分隠してしまったブン太に対する本音も、話せる機会があるといいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ

ベビーカレンダー編集部

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