スマホ1台でできる仕事「スマホ副業」は本当に儲かるのか？リスクはない？注意点を解説

スマートフォンでいつでもどこでもお金を稼げれば、スキマ時間をうまく生かせます。

こうした仕事を「スマホ副業」と呼びますが、リスクはないのでしょうか。

まず、代表的なスマホ副業の例を挙げていきます。なお本記事では、お金を稼ぐだけではなく、お金とほぼ同様に使えるポイントが得られるケースもスマホ副業に含めて紹介します。

こちらは、「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングサイトにさまざまな仕事が載っています。

写真を投稿してダウンロードされた回数によって報酬が得られるようなケースです。

ポイントサイト上での広告の利用や、動画の視聴などによってポイントを得るスマホ副業です。

スマホ副業はその手軽さゆえに、実際に「始めてみよう！」と思う人も多いのではないでしょうか。ただし注意点もあります。

1つ目は、時給換算した場合の報酬がとても安いことがある点です。

たとえば400文字の文章を作って、100円の報酬が得られるとしましょう。その場合、400文字の文章を1時間かけて作成し終えたとしたら、時給は100円となります。割に合いませんね。

中には詐欺まがいの怪しい案件もある点に注意しましょう。

たとえば、高額な報酬を得るためにはマニュアルの購入が必要だと持ちかけられ、実際に購入したあとで相手と連絡がとれなくなる、といったパターンです。

スマホ副業というワードは聞こえがよいですが、前述の通り、稼げる仕事ばかりではありません。

スマホ副業に慣れるために、トライアル的に報酬が安い案件をこなすならよいですが、継続してその仕事をしていくのであれば、報酬が高めの案件を見つけ出す努力をしましょう。

文・岡本一道（政治経済系ジャーナリスト）
国内・海外の有名メディアでのジャーナリスト経験を経て、現在は国内外の政治・経済・社会などさまざまなジャンルで多数の解説記事やコラムを執筆。金融専門メディアへの寄稿やニュースメディアのコンサルティングも手掛ける。