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「お前も悪いんだぞ?」盗み食いしておきながら説教をかます父…息子の反応は?<食料を食いつくす夫>

  • 2023.7.28

夫は、妻の料理を残さずキレイに食べてくれる、明るくてやさしい人。新婚当初、妻はたくさん食べる夫の姿を見て、「食いしん坊なんだから♡」とほほ笑ましく思っていました。しかし数年後、苦い表情で夫が食事をする姿を眺める妻……。夫は、翌日の分を想定して作ったものまで、すべて食べてしまう、“食いつくし系夫”だったのです。息子のおやつや、隠しておいたものまで探しだして食べてしまう夫。あまりガミガミ言わないようにしていた妻ですが、小学生になった息子が収穫を楽しみに育てていたミニトマトを食べてしまった際は、さすがに激怒。しかし、その後も夫の自分勝手な行動が直ることはありませんでした。そんな中、家族で夫の実家に帰省することに。同じタイミングで帰省していた義弟の妻から、お菓子の詰め合わせをもらい、息子は大喜び。「少しずつ、みんなで食べよう」と目を輝かせていました。

夕食後、義弟と晩酌をしていた夫。「酒飲むと腹減るよなー」と話す夫にあきれながらも、妻は先に就寝しました。

翌朝、リビングには飲んだ空き缶や、おつまみのゴミがそのまま放置されていました。片付けをする義母を手伝っていると、息子が義妹からもらったお菓子の空き箱を発見した妻。荷物の隣に置いていたはずのお菓子の詰め合わせの袋を確認すると、袋の口が開いていたのです。義母が掃除したゴミ袋からは、他にも子ども向けのお菓子のゴミが……。

妻は内心、怒りが爆発。今回ばかりは到底許すことができないと、起きてきた夫を問い詰めます。しかし、「あーそうなの? あったから食っちゃったよ!」と悪びれる様子もない夫。感情的になると夫もムキになり、最終的に夫が逃げ出す、というのがお決まりのパターン。イライラを押し殺しながら、「息子に謝ってね」と伝えますが……。

反省の色が見えない夫。息子への謝罪は…

反省の色が見えない夫に、真剣に謝るよう釘を刺す妻。

「許されないことも覚悟しといて!」

しかし夫は、「息子はやさしいし、許してくれるだろう。ダメなら別のもの買って許してもらうって」とヘラヘラしています。

やはり、まったく反省していない夫。「今まで何度もこの繰り返しだったもんな……」と妻は怒りを通り越し、失望していました。しかし、「息子には真摯に向き合ってもらわないと」と、息子に謝りに行く夫のそばで、聞き耳を立てていると……。

「おばちゃんからもらったお菓子の袋あったろ? あれな、パパが食べちゃったんだよー」

「えっ」

父親の言葉に、固まる息子。

そして夫は、「あんなところに置いておくのも悪いんだぞ? パパが子どものころは、おやつを放置していると兄弟に食べられていたんだ」と、まるで息子が悪いかのように続けました。

「最初っからパパたちに食べられないようにしとけばよかったな! 息子は兄弟がいないから、わからないだろうけどさ」

「何言ってんの……?」

聞こえてきた夫の言葉に、妻の怒りは頂点に達するのでした。

息子が楽しみにしていたお菓子を勝手に食べ、落ち込む息子に追い討ちをかけるかのように、「置いておくのも悪い」と話した夫。人のものを勝手に食べていい理由にはならないですよね。誠心誠意、謝る以外の言葉はいらなかったように思います……。

息子の気持ちを少しも考えない夫の言葉に、妻が怒り心頭に発するのも無理はありません。皆さんは、パートナーのわが子に対する対応が間違いっていると感じたとき、どうしますか?


著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ

ベビーカレンダー編集部

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