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やめたら“きれいな髪”になります! プロ直伝「やってはいけない“髪の洗い方”」

  • 2023.7.27

夏は汗や紫外線で、肌だけでなくヘアケアも気になります。日中美容研究家として活動している濱田文恵さんに、やりがちなシャンプーのNGやりかたと、おすすめヘアケアグッズを紹介してもらいます。

毎日の洗髪で叶える美髪ケア

美容のプロに任せるキレイ作りも嬉しいけれど、自分で自分をキレイにできた時の嬉しさは格別。そこで、女性の自分磨きを応援するためのセルフ美容法をお届けしていきます。

夏は楽しいイベントが盛りだくさんですが、暑さやジメジメとした湿気のせいで、髪がうねったり、紫外線のダメージで髪がパサついたりする厄介な季節でもありますよね。

夏髪のダメージをケアするために、ヘアサロンで高価なトリートメントをするかたもいると思いますが、それよりもまずは、毎日の洗髪を見直してみませんか? 毛髪診断士でもある筆者が毎日の洗髪で叶えることができる美髪ケアをお伝えしたいと思います。

なんとなく髪を洗っていませんか? 美髪を叶える洗髪方法

なんとなくシャンプーやリンス、そしてトリートメントをしている方も多いかと思います。でも実は、そのひとつひとつの工程を、“なんの目的でいま行っているのか”と明確にして洗髪することで、美髪を育むことができるのですよ。

N G! 原液シャンプーそのままで髪を洗う

シャンプーを泡立てずに、そのまま髪につけていませんか?
シャンプーを原液のまま髪に付けると、頭皮全体にシャンプーが行き届きにくいだけでなく、原液のシャンプー剤の刺激が頭皮かぶれの原因になってしまいます。

まず、大前提。シャンプーをする時は、手のひらでしっかりとシャンプーを泡立てるようにしてくださいね。また夏の髪は、高い気温と湿気のせいで、皮脂汚れが盛んになりがち。シャンプーの前に一度ブラッシングをすることで、頭皮の汚れを浮かせることができるので、ぜひ取り入れるといいですよ。
泡を作るときは、1回のシャンプーでおよそ1プッシュを目安に作るといいです。手のひらいっぱいに泡ができたら、頭皮を中心に泡を馴染ませ、爪を立てずに、指の腹で優しくマッサージしながら洗いましょう。

そして、シャンプーの役割は、頭皮をきれいにすることです。今までシャンプーで一生懸命に髪を洗っていた方は、気づかないうちに、髪表面の潤いを過剰に取り除いてしまい、キューティクルが剥がれやすい状態を作っている可能性があります。

髪に付着した埃や汚れは、お湯で7割は落ちるとされているので、頭皮をすすぐときに流れてくるシャンプーの残り湯で十分に汚れを落とすことができるのですよ。

また最近では、トリートメントの後に頭皮につけて使う新しいケアアイテムも登場しています。

例えば、2023年10月27日(金)に新発売予定のヘアケアアイテム「イヴ・ロシェ リンシングビネガー シルキーシャイン」は、フランス生まれのお酢を使ったヘアケアアイテム。
リンス(またはトリートメント)の後に、頭皮から毛先まで順番に馴染ませ、最後にお湯ですすぐだけで、お酢のチカラで水に含まれる不純物をオフしつつ、地肌のpHと髪の環境を整えてくれるので、ベタつきがちな髪におすすめです。

シャンプーは、毎日行うものなので、この機会に見直してみてくださいね。

<商品情報>

リンシングビネガー シルキーシャイン ¥1,320(税込) / イヴ・ロシェ
2023年10月27日(金)発売予定

N G! 髪の外側のみ! トリートメントやリンスのつけ方

シャンプーの後、美髪のためにトリートメントやリンスをつける方がほとんどだと思いますが、実際に効果的につけられている方は、どのくらいいるでしょうか? おそらく、多くの方が髪の外側に馴染ませただけで、トリートメントやリンスをした気になっているのではないでしょうか。

トリートメントは、髪の栄養になり、リンスは髪の表面をうるおいの膜でコーティングしてくれる頼もしいアイテム。ぜひ、髪の表面に馴染ませるだけでなく、トリートメントやリンスを髪に馴染ませたら、目の荒いコームで毛先まで優しくとかしながら、奥の髪や髪全体1本1本に送り届けてください。またダメージの強い毛先は、適度な量の毛束をとり、手で優しくギュッギュと揉み込むと、よりトリートメントやリンスの効果を発揮させることができますよ。

マぺぺから発売されているバスタイムヘアケアコームは、まさにトリートメントやリンスを1本1本の毛先まで送り届けるためのヘアコーム。プチプラで取り入れやすいので、ぜひチェックしてみてくださいね。

<商品情報>

マぺぺ バスタイムヘアケアコーム ¥825(税込) / シャンティ

NG! 肌同様に髪をこするタオルドライ

濡れた髪の水気をとるために、タオルでゴシゴシ拭いていませんか? 髪は濡れていると、髪を守るキューティクルが弱っているので、ダメージを最も受けやすい状態です。そこに、タオルでゴシゴシこすってしまうのは、自分で髪の毛を傷つけにいくようなもの。
そこで、タオルドライをする際は髪の毛を少量の束ごとに取り、優しく押さえながら水分を拭き取るようにしましょう。

「でも、思うように水分が取れない」という方は、髪のキューティクルがすでに開き切っている状態の可能性も…。そんな方は、キューティクルに栄養を与えてくれるアウトバスアイテムの活用をおすすめします。

例えば、フィーノのプレミアムタッチ 浸透美容液 ヘアオイルは名前の通り、髪の美容液そのもの。ダメージのある髪にほど配合された美容成分が働きかけ集中補修。まるで根本のような生まれたての髪を目指してくれるヘアオイルです。タオルドライ後すぐに髪に馴染ませてあげるといいでしょう。

エステプロ・ラボのグロウセル ヘアオイルは、キューティクルの補修も叶えてくれつつ、紫外線からも髪を守ってくれるので、夜のドライヤー時だけでなく、朝の外出する前に取り入れるのもおすすめですよ。

いかがでしたか? 毎日ヘアサロンに美髪ケアに行けるわけではないけれど、毎日の洗髪を正しく丁寧に行うだけで美髪に近づくことはできます。

ぜひ、今年の夏も、楽しみながら美髪ケアも意識していきましょう!

<商品情報>

フィーノ プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアオイル ¥1,298(税込) 編集部調べ / ファイントゥデイ
グロウセル ヘアオイル グランプロ ヘアケア ¥2,750(税込) / エステプロ・ラボ

イラスト・文 濱田 文恵

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