1. トップ
  2. おでかけ
  3. 10年ぶりのロンドン旅行へ、盛りだくさんな内容で充実の旅!【夢見るパリ】

10年ぶりのロンドン旅行へ、盛りだくさんな内容で充実の旅!【夢見るパリ】

  • 2023.7.27
  • 2148 views

今回、実に10年ぶりとなるロンドンへ!

パリからロンドンまではユーロスターで2時間半ほどで着きます。
今年3月に雑誌の取材で、私たちのお店「メロディ グラフィック」に来てくださった、ロンドン郊外に住むカップケーキ講師のギャンブル五月さん。
その時、カリグラフィーレッスンのご提案をいただいき、この旅が実現しました。

 

6月に五月さんのご自宅のお庭にたくさんのバラが咲くということで、バラをテーマにしたカリグラフィーワークショップを開催。ロンドン近郊にお住まいの日本人の方々が参加してくださいました。
フランス書体をお教えして、皆さんお好きなフレーズを書いて仕上げていただきました。

10年ぶりのロンドン旅行へ、盛りだくさんな内容で充実の旅!【夢見るパリ】
出典 FUDGE.jp

カリグラフィーレッスンの後はバラのティータイム。私がパリからお土産で持って行ったのは紅茶専門店「コンセルヴァトワール デ ゼミスフェール(Conservatoire des Hemisphere)」のバラの紅茶。私のカリグラフィーのアトリエでお出ししているものです。
パリから一緒に行ってくれたお友達はお仕事で扱っているアンティークの食器類をこの日のためにたくさん運んでくれました。友達のアンティークの食器と五月さんのバラのカップケーキと共にロマンチックなアフタヌーンティーになりました。本当に素敵な方々ばかりが参加してくださって、この出会いに感謝です!

 

10年ぶりのロンドン旅行へ、盛りだくさんな内容で充実の旅!【夢見るパリ】
出典 FUDGE.jp

バラの名所だという、ロンドン市内のリージェンツパークにある「クイーンマリーズローズガーデン」にも行ってきました。
巨大な公園の中にさまざまな種類のバラが咲き乱れていて、パリのバラの名所のバガテル公園よりさらに大きい規模でした。

 

10年ぶりのロンドン旅行へ、盛りだくさんな内容で充実の旅!【夢見るパリ】
出典 FUDGE.jp

ロンドン市内のお店の看板も興味深くてたくさん写真を撮りました。

 

10年ぶりのロンドン旅行へ、盛りだくさんな内容で充実の旅!【夢見るパリ】
出典 FUDGE.jp

お土産は「Fortnum&Mason」、紅茶や蜂蜜、チョコレートを。

 

友達がチケットを取ってくれたクィーンズ ギャラリーでは『Style&Society』という展示が開催されていました。

ジョージ王朝時代(1714年のジョージ一世の即位から1830年のジョージ4世死去)に英国で流行したファッションを見ることができました。ミシンがまだなかった時代なので布地から衣服になるまでの工程は全部手作業で作られていました。

二つの特徴的なシルエットのドレスはこちら。

 

10年ぶりのロンドン旅行へ、盛りだくさんな内容で充実の旅!【夢見るパリ】
出典 FUDGE.jp
10年ぶりのロンドン旅行へ、盛りだくさんな内容で充実の旅!【夢見るパリ】
出典 FUDGE.jp

フランスのファッションがほぼ18世紀を通してヨーロッパ中で影響を与えたのは間違いないですが、フランス人女性はイギリスの室内着や乗馬コートを取り入れていたそうです。

 

10年ぶりのロンドン旅行へ、盛りだくさんな内容で充実の旅!【夢見るパリ】
出典 FUDGE.jp

男性が地毛を剃り落としつけていたウィッグの説明。安いウィッグで当時3ポンド(現在の価値で400ポンド以上)と高価だったために社会的地位のための必須アイテムでした。
女性はウィッグではなく、ほとんどの場合地毛に芯を入れて高く盛っていました。

 

10年ぶりのロンドン旅行へ、盛りだくさんな内容で充実の旅!【夢見るパリ】
出典 FUDGE.jp

ヴィクトリア&アルバート博物館。
宝石のティアラやカラーストーンが美しくて見入ってしまう3階スペース。3500点以上もの歴史的貴重な宝石を見ることが出来て感動しました。
女性は絶対に惹かれる博物館だと思います!

 

10年ぶりのロンドン旅行へ、盛りだくさんな内容で充実の旅!【夢見るパリ】
出典 FUDGE.jp

旅行中のお食事は中華街での台湾料理やステーキハウス、インド料理など行きましたが、一番珍しかった場所がこちらでした。
教会を改装してフードコートになっている”メルカート メイフェア” 。ステンドグラスの窓もそのままになっています。
ピザやラーメン!アイス屋さんもあって各国のストリートフードが楽しめます。
まずは屋上のテラス席でビールで乾杯、その後私たちは教会内でスペイン産のステーキを食べました。

 

10年ぶりのイギリスは美しく、新しい発見でいっぱいでした。

パリとロンドンは距離的には近いですが、建物も人々の性格も全然違います。まるで遠い国に来たような感覚になるから面白い。
まだまだ訪れたい場所は沢山あるのでまた次回の楽しみにしておきます

 

text:竹内 仁海

10年ぶりのロンドン旅行へ、盛りだくさんな内容で充実の旅!【夢見るパリ】
出典 FUDGE.jp

パリ在住11年目。
イタリア人の夫とパリ4区にあるカリグラフィー専門店 “メロディ グラフィック”を経営する傍らカリグラファーとして活躍。結婚式やパーティ、パリコレの招待状や宛名書き、メッセージの代筆、ロゴ制作、フランス映画・コマーシャルの演出アイテムとしてカリグラフィーを担当。
パリから“暮らしの美学”をお届けします。

Instagram:@melodiesgraphiques

 

 

元記事で読む
の記事をもっとみる