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焚き火専用のオノ、「多喜火斧」が誕生。薪割りを気持ちよく、安全にする至極の1本

  • 2023.7.27

焚き火の雰囲気を盛り上げる「多喜火斧」

あのナタを超えた薪の割りの快感

キャンプで本気感が伝わる道具の一つが、斧。見た目だけでなく、ナイフやナタより刃に自重があるので、薪を気持ちよく割れる、焚き火をする上で持っておきたい道具です。

しかし、これまでの一般的な手斧で薪を割るときに、刃先を薪に食い込ませたつもりでも、薪ごと地面に振り上げようとしたら、はずれてしまうことが多々あるのも事実。そこで、ナイフの刃先をたたきながら薪を細かくする「バトニング」のように、薪で斧を叩いて刃先を食い込ませたくなるものです。

「木の柄にはめこまれた刃先をたたくのは、刃物界のタブー。クサビで固定している部分がゆるんでしまい。刃先がとれて自分や周囲の人がケガすることになりかねません」。その光景を見かけたBABACHOの馬場眞樹社長。耐久性のある斧の開発を始めます。

とはいえ、斧が薪を割る上で効率的に作業できるアイテムであることは確か。BABACHOは、人気の焚き火専用ナタ「多喜火鉈」と同様、斧も、刃先と柄が一体となったフルタングを採用。耐久性があり、ナイフやナタの感覚で刃先をたたいて食い込ませてから、薪を固い地面に数回たたきつけるだけで、簡単、安全に薪を割れるのが最大の特徴です。

デザインは人気の焚き火専用ナタ「多喜火鉈」と同様、鉄とウォルナットの組み合わせで、落ち着きのあるシックなデザインを継承。ソロからファミリー、女子のキャンプなど、どんなスタイルのサイトにも合い、語らずして、キャンプでのこなれ感を演出してくれます。

ブッシュクラフトもできる切れ味を持ち合わせた多喜火鉈と、薪を効率的に割れる「多喜火斧」と合わせてもちたくなるデザインも見逃せません。

極厚の9mm鋼材を使用し、多喜火鉈と比較して、1.8倍の厚みに。安心して刃の背中をたたき、薪に食い込ませることができ、ナタには難しい、節のある木を割る作業も楽になります。

重さは約940gと多喜火鉈と比較して、やや重め。重心が先端にくるようになっており、その自重により、薪を割りやすい設計になっています。

薪に刺さりやすい両刃の形状。日本が誇る金物とアウトドアの街、新潟・燕三条産なので、その信用は刃物の歴史で証明済み。

手にもフィットしやすいグリップ形状。牛革のケースも付属しているので、安全に持ち運びやすくなっています。

刃物のプロが立ち上げた「BABACHO」

BABACHOは、新潟県燕三条にある老舗の金物卸問屋「馬場長金物」が立ち上げたオリジナルブランド。金物の街で刃物を選ぶ眼を養い、キャンプ好きでもある同社の馬場社長が開発した焚き火専用のナタ「多喜火鉈」は、その使い勝手の良さから今も品薄になる人気が続いています。

基本情報

・商品名:多喜火斧(たきびおの)
・サイズ:[全長]280mm、[刃先]約115mm、[板厚]9mm
・重量:940g(革ケース含まず)
・付属品:牛革ケース付き
・価格:12,000円(税別)

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