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J経験者は4人!アトレティコと戦う韓国Kリーグ選抜が熱戦誓う「情熱的で、印象的な試合を」

  • 2023.7.27
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「情熱的で、印象的な試合をしたい」

7月27日、韓国のソウルワールドカップ競技場ではチームKリーグ(Kリーグ選抜)対アトレティコ・マドリードの「Coupang Playシリーズ」第1戦が行われる。

試合に先立ち、前日の26日に行われた記者会見には、チームKリーグからホン・ミョンボ監督、ブラジル人FWセシーニャ(33、大邱FC)、韓国代表DFキム・ヨングォン(33、蔚山現代)が出席した。

選手時代にベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)や柏レイソルで活躍し、現在は昨季Kリーグ王者の蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)を率いるホン監督は、「両チームとも完璧な条件ではない。韓国のサッカーのために訪問してくれたアトレティコ・マドリードに感謝を申し上げたい」と、去る25日に来韓したアトレティコを歓迎した。

また、「個人的な思いとしては、チームKリーグの選手たちには選抜された自負心とKリーグを代表する自負心を持って試合に臨んでもらいたい。負傷が出てはいけないが、チームKリーグを応援してくれる多くのファンのためにも、情熱的で印象的な試合をしてほしい」と、ラ・リーガの強豪相手にも果敢な戦いぶりを見せてくれることを期待した。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)左からセシーニャ、ホン・ミョンボ監督、キム・ヨングォン

チームKリーグにはKリーグ1(1部)の全12チームから計22人の選手が選抜された。

8月から再びリーグ戦が再開されるだけに、負傷や出場時間を考慮せざるを得ない。

「出場時間に縛られたくない。理由は休息を取り、試合後にリーグ再開まで時間がある。1人の選手が90分プレーすることはないだろう。できるだけ時間を分配する計画だ。60~70分プレーする選手はいるだろう。負傷者に備えなければならないためだ」と指揮官は伝えた。

チームKリーグはホン監督のほか、大邱(テグ)FCを率いるチェ・ウォングォン監督がコーチを務める。

蔚山と大邱がリーグ再開初戦で対戦することもあり、ホン監督は「チェ・ウォングォン監督と(大邱FCから選出のセシーニャ、ファン・ジェウォンの出場時間について)話したことはない。次の試合が大邱戦だから、89分まで起用しても…」と笑顔で冗談を述べ、会場を和ませた。

そして、ホン監督はアトレティコを率いる世界的な名称ディエゴ・シメオネ監督と対峙することについて、「監督間の争いではないと思う。アトレティコは新シーズンのために準備している。お互いの目的は違うが、同じことはサッカーの試合を一死愛することだ。世界的に有名な姜t区であり、試合ができることは大きな光栄だと思う」と語ると、次のように続けた。

「(アトレティコは)戦術的に完成度が高い。守備組織力が世界最高のチームだと言っても過言ではない。我々はそれぞれ所属するチームが違うし、個々人の特性も完璧に理解はしていない。ただ、大きく恐れることはない。ボールを中心に、どのようにプレーをするかが重要だ」

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)ホン・ミョンボ監督

指揮官同様、選手たちもアトレティコ戦に強い意志を示した。

ファン投票で最多の5万6133票を記録したセシーニャは、「オールスター戦は以前も経験したことがある。ファンの投票で選ばれることができて感謝している。なぜ自分を1位に選ばれたのかは正直よくわからないが、ファンからたくさんの愛を受けている。昨年のオールスター戦での活躍に対する期待感なのではないかと思う。最上の競技力で良い試合を見せたい」と強調した。

また、元FC東京、大宮アルディージャ、ガンバ大阪のキム・ヨングォンは、「Kリーグで皆能力のある選手たちだ。イベント試合なだけに、怪我をしないことが重要だ。多くの観客が来るので、期待に応えられるよう最善を尽くす」と力を込めた。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)キム・ヨングォン

2人とも、対戦するアトレティコで期待する選手にフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(32)を挙げた。

キム・ヨングォンは「(期待する選手について)考えたことはなかったが、グリーズマンがいた。バルセロナでプレーする姿も見たし、やはりアトレティコでプレーする姿も見た。良い選手だと思う」とコメント。

セシーニャも「一人だけ決めることは難しい。全員がハイレベルな選手だ」としながらも、「グリーズマンを間近で見られることは光栄だ。彼はドリブルがとても上手い。そのような部分は(自分にも)大きく役立つと思う」と伝えた。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)セシーニャ

なお、チームKリーグにはキム・ヨングォンのほか、元FC東京のFWナ・サンホ(26、FCソウル)、元湘南ベルマーレ、柏のMFハン・グギョン(33、江原FC)、元清水エスパルスのDFイ・キジェ(32、水原三星ブルーウィングス)といった元Jリーガーが選出。

また、バルセロナ下部組織出身のFWイ・スンウ(25、水原FC)やMFペク・スンホ(26、全北現代モータース)なども選ばれた。

チームKリーグは昨年の「Coupang Playシリーズ」で韓国代表FWソン・フンミン(31)擁するトッテナムと対戦し、3-6で敗れていた。はたしてアトレティコと戦う今年は勝利を挙げられるか、Kリーガーたちの奮闘を期待したい。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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