「ゴミ漁りやめてっ！」捨てたものを【私物化する姑】注意すると＜呆れた言い訳＞

性格が合わない義理の親との共同生活は何かとストレスがたまりそうですよね。元々は他人同士なので価値観の違いによる苦労も多いそうです。そこで今回は厄介な姑を動かぬ証拠でスカッと成敗したエピソードを友人に聞きました！

友人のA子は数年前から姑と同居しています。
色々と不満はあるものの、最近A子が1番悩んでいるのは姑がゴミあさりをすること！家の前のゴミ捨て場に捨てたはずの不用品を、いつの間にか拾ってきてしまうのです。

近所の目もあるし、捨てた物をまた家に持ち込まれるのもストレスで、A子は本当にやめてほしいと思っていました。

ある日、ついに我慢の限界を迎えたA子が、夫のいる前で姑に「もうゴミを拾うのやめてください！」と言ったところ、姑は驚きの言い訳をしてきました。
「A子ちゃんが不用品ばかり押し付けてくるの……（涙）」

A子は内心「どの口が言った？！」と呆気にとられましたが、微妙な立場の夫は妻と母親のどちらの言い分を信じたらいいのか分からず、結局曖昧なままその場は流れてしまいました。

夫を頼れないと思ったA子は1人で戦うことを決意！
まずは、不用品回収の日にわざと姑が拾いそうな小物や衣類を分かりやすく捨てました。そして、案の定A子の目を盗んでゴミ捨て場まで拾いにいった姑を、家の窓からスマホでばっちり撮影！

証拠を携え、A子は反撃を開始します。

ある日、リビングで姑と2人のときにA子は「お義母さん、羅生門って知ってます？」と話しかけました。姑は「いきなり何？知ってるわよ、有名な小説でしょ」と怪訝な顔。

しかしA子が「羅生門って、夜中にこっそり人の髪の毛や服を盗む老婆が出てくるんですよ～。不気味ですよねぇ」と言葉を続けると、サッと顔色が青ざめました。

さらに「こうやってゴミあさりしてるお義母さんとちょっと似てませんか？」と撮影した写真を突きつけると……姑は何も言い返せず、A子を睨み付けて自室に戻っていったそうです。

それから姑がゴミあさりをすることはなくなりました。ちょっと過激な手ですが、自分が捨てたゴミをあさられ続けるのもかなりのストレスですよね。
A子にとって、口で注意しているうちにやめてくれなかった姑への最後の手段だったのでしょう。でもさすがに気の毒で、夫には見せていないそうです。

ftnコラムニスト：藍沢ゆきの