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「俺の電話はすぐに出ろ」体調不良で寝込んでいたら夫から着信100件!⇒義母に愚痴った結果

  • 2023.7.26

リアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル『ぴっとく』から、「亭主関白気取りの哀れな夫の末路」を紹介します。

由美(ゆみ)は、共働きの兼業主婦。仕事に家事に、いつも大忙し。夫の将司(まさし)は亭主関白気取りで、妻を手伝うことなどまったくありません。由美は不公平で理不尽な夫の態度に不満を抱きつつも、離婚するまでではないと、我慢を重ねてきました。

着信100件!

ある日、由美は高熱を出し、朝から寝込んでいました。電話の着信音で目を覚ますと……「俺が電話したらすぐに出ろよ!」 夫の将司からの電話でした。休憩中にかけてきた数、なんと100件! さすがにちょっと引くレベルです。さらに驚くのは、その内容でした。

由美は体調不良で会社を休んでいるのに、熱が出た程度で休むのかと批判。挙げ句、家にいるのなら、自分の忘れ物を届けに来いと……。由美が断ると、それならデータだけでも家のパソコンから送れと、無茶苦茶な命令をするのでした。もちろん、将司の仕事帰りに夕飯の買い物をお願いしても、聞く耳を持ちません。

普段から何もしない将司ですが、こんなときくらい手伝ってくれてもいいのでは? 由美がそう主張すると、「俺よりも稼いでから言ってほしいわ」と高笑い。

「できないなら、家事くらいちゃんとやってもらわないとなっ」

義母に夫のことを話してみると…

由美の熱は、翌日も下がることはなく、かえって前日よりも上がっていました。原因は言うまでもなく、夫の将司。あれでは、体をゆっくり休ませることはできません。

そして今日もまた、彼女の枕元で携帯が鳴ります。今度は、義母からでした。

「由美さんが、熱で家のことを全然やらないって言っていたけど……、本当?」

将司は母親に電話をかけ、愚痴をこぼしたようでした。由美はたまらなくなり、胸の内を話し始めました。

「私、もう限界かもしれないです……」

結婚して3年、年々横暴になっていく亭主関白気取りの夫。稼ぎの少ない由美を下に見て、奴隷のように自分を扱う、そんな将司と今は離婚したい。そう素直な気持ちを伝えました。

義母は、由美が不満に思っていることや自分の気持ちを将司にきちんと伝えていることを確認。「大体わかった」と一言。そして、こう続けたのです。

「その上で言わせてもらうけど、あんた今すぐその家から出ていきなさい」

ひどく動揺する由美を尻目に、義母は「自力で出て行けないのなら、私が手伝ってあげるわ」と、すぐに由美の家にやって来たのです。

家を追い出された結果…

「俺が電話しているんだから、さっさと出ろ!」

由美が休んでいると、またもや将司の100件着信。


「ちゃんと家のことやれよ、帰ったらチェックするからな」
「家追い出されちゃったから家事できない」
「は?」


高熱で家事ができない嫁が、家にいても仕方がない。義母に由美が追い出された先は、なんと義母の家でした。家を出た足でそのまま病院に連れて行ってもらい、看病もしてもらっているおかげで、由美は快方に。

言葉足らずな言い方をする義母は、勘違いされやすい性格で、由美も勘違いしてしまいましたが……。実は義理の娘のことも心から思う、愛情深い母親なのです。

それに比べ、息子の将司は、自分勝手ばかり。由美を思うどころか、横暴な態度で自分の思い通りにしようとする。本来あるべき対等な夫婦関係を築くこともせず、話し合いに耳を傾けることもしない。改善も試みない。家庭と言う小さな環境の中で、上下関係を作り、そうすることで自尊心を満たす寂しい人間なのです。

由美なしの不便な生活をする将司は、不満タラタラ。彼女の体調を考えず、自宅に早く戻るようしつこく連絡をしてきますが、義母が一喝。夫婦で背負う負担を奥さんにだけ背負わせる、そんな人間に家庭を作る資格はない。サインした離婚届を用意しておきなさいと、将司に迫ったのでした。

「母親が息子の家庭を壊す手助けをするなんて、どうかしている」

騒ぐ将司でしたが、母親に諭され、由美に悪いことをしたと痛感。自分の当たり前の生活を支える存在の大切さにようやく気づきました。

「あんたみたいなバカ息子、勝手にひとりで苦労したら良いわ」

それから、由美は将司と離婚。渋る将司にサインをさせたのも義母、由美が十分な慰謝料を得られたのも義母のおかげでした。今では2人は、本当の母娘のような間柄に。まだ再婚なんて考えることはできない由美ですが、もし将来親になることがあれば……義母のような、自分の子どもの不徳にもしっかり向き合える、愛情深い母親になりたいと思っているようです。

失ってから妻の大切さを痛感した夫。反省もしたようですが、ときすでに遅しでしたね。お義母さんの対応は冷静でした。つい親はわが子の味方をしてしまいがちですが、わが子を思えばこそ、公平な対応が大切なのでしょうね。


著者:ライター ぴっとく

リアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル【ぴっとく】で投稿されたエピソードを紹介!

YouTube:ぴっとく

ベビーカレンダー編集部

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