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【トラベルライター直伝!】旅慣れている人はやっている、長時間のフライトを快適に乗り切る6つの“コツ”とは

  • 2024.2.10
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出典:PIXTA

こんにちは。トラベルライターのけんちょです。

長距離移動に欠かせない交通手段のひとつである“飛行機”。国内旅行であれば1〜2時間程度で、あっという間に目的地へと到着しますよね。しかし、海外旅行ともなると渡航先によっては10時間超えのロングフライトになることもしばしば…。場合によっては旅行先に到着する前に疲れがたまってしまう、なんてことも。

今回はこれまでに26カ国への渡航経験のある旅好きのトラベルライターである筆者が、実際にやっている6つのコツをお届け!今後、長距離フライトや海外旅行を計画している方はぜひ参考にして、フライトで疲れを溜めず、現地を楽しめるようにしてみてくださいね!

【コツ1】“座席選び”は極めて重要!

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出典:PIXTA

フライトを快適に乗り切るためにも、“座席選び”は極めて重要と言ってもいいでしょう。

選ぶべき座席は人それぞれ好みや事情があると思いますが、筆者のおすすめは、ずばり“非常口の隣”。実は非常口の隣は前方に広いスペースが取られていることが多く、足を伸ばしてゆったりと座ることができるのです。

また、“窓側”と“通路側”のどちらを選ぶかも大事なポイント。というのも、たとえば通路側を選んだ場合、隣の人に気を遣うことなくお手洗いなどで席を立つことができる利点があります。一方で、自分が睡眠をとっている際には窓側の人が出入りするたびに起こされてしまうというリラックスできない可能性がありますよね。そのため頻繁に席を立つ可能性のある方は“通路側”、あまり席を立つ機会のない方は“窓側”を選んでおくとベターでしょう。そしてお手洗い近辺の座席は、他の乗客の行き来が頻繁です。特に通路側の座席は人の往来が多いため、ゆっくりしたい方は避けておくのが無難かもしれません。

【窓側に向いている人、メリット・デメリット】

向いている人:あまり席を外れない人
メリット:人通りが少なくゆっくりできる
デメリット:お手洗いなどで席を立ちたい際に、通路側の乗客の前を毎回通らなければいけない

【通路側に向いている人、メリット・デメリット】

向いている人:頻繁に席を立つ人
メリット:通路に出やすいので、お手洗いなどに行きやすい
デメリット:窓側を利用している乗客や通路を通る乗客が行き来する。寝ている場合は起こされるかもしれない

【コツ2】見たい作品を事前にダウンロードしておく

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出典:PIXTA

数十時間にも及ぶフライトの場合、最大の敵は“手持ち無沙汰な時間”です。空の上ではインターネットにもアクセスすることはできず、機内のモニターにはいくつかのコンテンツが用意はされていますが、必ずしも自分の好みに合うとは限りません。

そんな退屈な時間を過ごす対策としておすすめなのが、登録しているVODで事前に見たい映画やドラマ、アニメなどの作品をダウンロードしておくこと。事前にダウンロードさえしておけば、オフライン環境でも動画の再生ができるため、退屈な時間つぶしにぴったり◎。VODを登録していないという方は、本を数冊機内へ持ち込んでおくのもおすすめですよ。

【コツ3】いつでも“羽織りもの”を持っておくべし!

いかなる機内の空調環境にも対応できるよう、上着などの羽織れるものを持っておくと便利です。常に自分に合った温度環境で過ごせるとは限りません。寒さが増しているここ最近では「空調の効きが悪い…」と身体を冷やしてしまう可能性もあります。

加えて、夏場の旅行の場合でも羽織るものは必要です。ついつい外の気温に合わせてTシャツなどの薄着1枚で搭乗してしまいがちですが、長時間のフライトではエアコンの冷気によって身体が冷えてすぎてしまうことも…。

自分に合った温度管理ができないと、到着するころに「風邪気味で体調が悪い…」なんてことにもなりかねません。そうなってしまっては元も子もありませんので、着脱しやすい“羽織りもの”を1枚持っておくといいでしょう。

【コツ4】ペットボトル飲料を1本持っておく

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出典:PIXTA

一般的に飛行中の機内の湿度は低くなっており、かなり乾燥しています。乾燥した環境下に長時間いると、唇や肌の乾燥、喉の違和感など体の不調へと繋がってしまうこともしばしば…。いつでも自分で水分補給ができるよう、ペットボトル1本程度のお水やお茶などを持っておくようにしましょう。

ただし、購入のタイミングには注意が必要です。保安検査前にペットボトル類を購入してしまうと、国際線では液体類の持ち込み制限によって検査の際に捨てられてしまいます。保安検査が完了した後、飛行機に搭乗する前のタイミングで購入するようにしましょう。

【コツ5】“快眠アイテム”を持っていく

快適に長時間のフライトを乗り切るのは、「いかに睡眠を快適に取ることができるか」にかかっているといっても過言ではありません。また、フライト中に快適な休息が取れることで、現地に到着した際に体力があり余った状態で観光をスタートできるというメリットもあります。

そこで役に立つのが“快眠アイテム”の数々!なかでも、手軽に持っていけるアイテムとしてイチオシなのが、“アイマスク”と“耳栓”です。特に耳栓は、乗客の話し声や飛行機の騒音などをシャットアウトできるほか、気圧の変化で耳が痛くなりやすい方には飛行機で耳が痛くならない耳せんなんていうのもあったりしますよ。

また“ネックピロー”も機内で快適に過ごすのにおすすめしたいアイテムのひとつ。物によって質感や反発などが異なるため、自分に合ったネックピローを見つけておくといいかもしれません。

【コツ6】時差や到着時刻を意識する

長時間フライトにおいて、目的地との時差や到着時刻を意識しておくことも重要ですね。

現地の到着時間は夜にもかかわらず、フライト中にぐっすりと眠って過ごしてしまうと、到着した日の夜に眠ることができなくなってしまう可能性が…。せっかく楽しみにしていた場所に到着しても、「時差ボケで翌日の観光に支障をきたしてしまった...」ということになってしまってはもったいないので、そうならないためにも休むタイミングにも注意できるといいと思います。

快適に長時間フライトを乗り切ろう!

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出典:PIXTA

昨年、渡航制限が緩和されてから「数年ぶりに海外旅行へ!」と、計画を立てている方も多いのではないでしょうか。久しぶりの国際線での長時間フライトは、どうしても体に負担がかかってしまうことでしょう。そんな時は、少しでも疲労を減らして機内を快適に過ごすために、ぜひ今回紹介した6つの“コツ”を参考にしてみてくださいね。

 

※記事内の情報は筆者訪問時および記事執筆時点の情報です
※記事内の画像はイメージです



ライター:けんちょ(Instagram / Webサイト
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数26カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。